恐怖の報酬
食いつめ者の移民たちでごった返すベネズエラの街ラス・ピエドラス。コルシカ人のマリオは、この町でジョーと出会い、意気投合する。ある日、街から500km先の山上の油田で火事が発生し、多数の犠牲者が出る。石油会社は、火災鎮火のためにニトログリセリンを山上へと運び上げる運転手を高報酬で募集する。そして、マリオとジョーを含む四人が選ばれた。彼らは2台のトラックに分かれ、命がけで油田を目指す。
1953年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドール、シャルル・ヴァネルが男優賞、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。