ペネロピ

名家の令嬢ペネロピは、先祖の因果で豚の鼻と耳を持って生まれたために、世間から隔離され屋敷でひっそりと育てられた。その呪いを解けるのは、彼女を愛する男性だけ。ところがどんな立派な青年たちも、素顔に隠された秘密を知ると恐れをなして逃げ出す始末。そんな時、ワケありのマックスとお見合いする。

出演: クリスティーナ･リッチジェームズ･マカヴォイキャサリン･オハラピーター･ディンクレイジリチャード･E･グラントサイモン･ウッズレニー･ヘンリーリース･ウィザースプーンニック･フロスト

INTRODUCTION: 裕福な名家に生まれながら、呪いのせいで、豚の鼻を持って生まれてきた娘ペネロピ。呪いを解く方法は、ただひとつ、結婚相手がこの娘に永遠に愛を誓うこと。花婿が決まらないまま、彼女は、自分らしく生きることを決意して、遂に街へと飛び出していくのだった。主人公のペネロピには、「キャスパー」「スリーピー・ホロウ」のクリスティーナ・リッチ。ペネロピに出会って、人生を見つめ直していくせ年マックスには、「ナルニア国物語/第1章：ライオンと魔女」のジェームズ・マカヴォイ。母親のジェシカを演じるのは、「ホーム・アローン」シリーズのキャサリン・オハラ。温かく見守る父親には、「エイジ・オブ・イノセンス」のリチャード・E・グラント。ほか、新聞記者レモンにはピーター・ディンクレイジ、ペネロピの女友達アニーには、本作のプロデューサーであるリース・ウィザースプーンが演じている。監督は、ショート・フィルムで数々の賞を受賞したマーク・パランスキー。本作で長編映画監督デビューを果たした。

STORY: ウィルハーン家は社交界でも注目される裕福な名家。5代前のラルフ・ウィルハーンは、使用人のクララに手を出して妊娠させてしまう。だが、ラルフ彼女を捨てて名家の娘と結婚してしまった。悲しみのあまり、クララが崖から身を投げた夜、クララの母親が魔女となって屋敷に姿を現れ、一家に復讐のため呪いをかけるのだった。次に生まれる娘は、豚の鼻と耳を持つ。この呪いを解く方法はただ一つ、結婚相手がその娘に永遠の愛を誓うことだった。その後、ウィルハーン家は5代にわたって男の子ばかりだったが、次に生まれたのは、豚の鼻と耳を持つ娘ペネロピだった。苦しんだ母ジェシカは、世間から彼女を守るために、ペネロピが死んだことにして葬式まで執り行ったのである。こうして世間から、ペネロピは隠された。18才になった彼女は、呪いを解くための男性を探し、見合いさせるが、いずれも彼女を見るなり恐怖で逃げ出してしまうのだった。

CASTING: ●クリスティーナ・リッチ 1980年2月12日生まれ。カリフォルニア州出身。90年「恋する人魚たち」で映画デビュー。主な出演作は、「アダムス・ファミリー」シリーズ、「アイス・ストーム」（97）、「スリーピー・ホロウ」（99）、「耳に残るは君の歌声」（00）、「モンスター」（03）など。 ●ジェームズ・マカヴォイ 1979年4月21日生まれ。イギリス・スコットランド出身。主な出演作は、「ウィンブルドン」（04）、「ナルニア国物語/第1章：ライオンと魔女」（05）、「つぐない」（07）など。 ●キャサリン・オハラ 1954年3月4日生まれ。カナダ出身。主な出演作は、「ホーム・アローン」（90）、「ホーム・アローン2」（92）、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」（93）「モンスター・ハウス」（06）など。 ●リチャード・Ｅ・グラント 1957年5月5日生まれ。スワジランド出身。主な出演作は、「赤ちゃんにバンザイ」（95）、「ドラキュラ」（92）、「ある貴婦人の肖像」（96）、「ゴスフォード・パーク」（01）など。

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