恋する彼女、西へ
(C)2007「恋する彼女、西へ。」製作委員会
杉本響子は、東京の建築設計会社に勤めるキャリアウーマン。ある日、仕事で広島に出張することになった。真夏の広島の街、響子は突然に男から話かけられた。「ここはどこですか?」。白い海軍服を着た短髪の若い男だった。彼の名は矢田貝亨。響子は、関わりあいたくないと思っていたが、彼の話を聞いてしまう。矢田貝亨は、昭和20年8月3日からタイムトリップをして現代に突然現れたという。半信半疑の響子だったが、彼の言っていることが本当だと分かると、彼のことが気になっていく。過去へ戻ろうとする彼。だが、響子はいつしか彼に惹かれていく。過去へ帰る方法が見つかった時、二人はお互いを意識しはじめるのだった。