純喫茶磯辺
(C)2008「純喫茶磯辺」製作委員会
水道工員の磯辺裕次郎は、妻が家を出て以来、高校生の一人娘・咲子と団地で暮らしている。ある日、父が急死したため、多額の遺産が舞い込んできた。磯辺は偶然入った喫茶店で、マスターが美女と楽しく会話している光景を見て、急に喫茶店を始めたいという。だが、彼は喫茶店の経営どころか、接客業に関しても、ただの素人。食品衛生責任者の資格を手にしただけで、地元の商店街に喫茶店をオープンさせてしまった。勝手に決めた店名は「純喫茶磯辺」。店名だけでなく、内装もダサい。そこで、咲子は、夏休みのあいだ、店の手伝いをすることになった。江頭という女をバイトに雇ったが、客の入りはさっぱり。そんな時、バイト先を探していた素子が来店。江頭を勝手にクビにして、美人の素子を雇うことにした。それを機に、店内には常連客が入り浸るようになる。磯部よりもマスターぽい雰囲気の本郷、誰とも構わず出身地を聞きまくる柴田、素子へのセクハラ目的の小沢たち。一風変わったクセモノばかりだ。そこに小説家の安田が加わった。新たな青春を走り始めたダメ親父と、初恋に目覚めたしっかり者の娘。さて、どんな展開がまっているのだろうか?
- 公開日
- 2008年7月5日(土)
- 監督
- 吉田恵輔
- 撮影
- 村上拓
- 製作年
- 2008
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 113
- INTRODUCTION
- 水道工員の磯辺は、父の遺産を元に地元の商店街で喫茶店経営を始めた。だが、喫茶店の経営どころか、接客業に関してもただの素人。さて、どんな展開が始まるのだろうか。暴走するダメ親父を演じるのは、笑いコンビ<雨上がり決死隊>宮迫博之。『蛇イチゴ』以来、約6年ぶりの主演映画となる。しっかり者の娘・咲子を演じるのは、『ちーちゃんは悠久の向こう』『ガチ☆ボーイ』の仲里依紗。思春期の微妙な心情を見事に表現している。看板娘となる素子を演じるのは、『夕凪の街 桜の国』の麻生久美子。本作ではメイド・コスプレに身を包み、これまでのイメージにはないキャラクターに挑んでいる。そのほか、ダンカン、和田聰宏、ミッキー・カーチス、斎藤洋介、近藤春菜、濱田マリなど個性派キャストが集合した。監督は、『机のなかみ』の吉田恵輔が務めている。
- STORY
- 水道工員の磯辺裕次郎は、妻が家を出て以来、高校生の一人娘・咲子と団地で暮らしている。ある日、父が急死したため、多額の遺産が舞い込んできた。磯辺は偶然入った喫茶店で、マスターが美女と楽しく会話している光景を見て、急に喫茶店を始めたいという。だが、彼は喫茶店の経営どころか、接客業に関しても、ただの素人。食品衛生責任者の資格を手にしただけで、地元の商店街に喫茶店をオープンさせてしまった。勝手に決めた店名は「純喫茶磯辺」。店名だけでなく、内装もダサい。そこで、咲子は、夏休みのあいだ、店の手伝いをすることになった。江頭という女をバイトに雇ったが、客の入りはさっぱり。そんな時、バイト先を探していた素子が来店。江頭を勝手にクビにして、美人の素子を雇うことにした。それを機に、店内には常連客が入り浸るようになる。磯部よりもマスターぽい雰囲気の本郷、誰とも構わず出身地を聞きまくる柴田、素子へのセクハラ目的の小沢たち。一風変わったクセモノばかりだ。そこに小説家の安田が加わった。新たな青春を走り始めたダメ親父と、初恋に目覚めたしっかり者の娘。さて、どんな展開がまっているのだろうか?
- CASTING
- ●宮迫博之 1970年3月31日生まれ。大阪府出身。89年「雨上がり決死隊」結成。主な出演作は、ドラマ「救命病棟24時」「アットホーム・ダット」、映画「蛇イチゴ」(02)、「13階段」(03)、「下妻物語」(04)、「妖怪大戦争」(05)、「空中ブランコ」(08)など。 ●仲里依紗 1989年10月18日生まれ。長崎県出身。06年、映画「時をかける少女」(声優)に抜擢される。主な出演作は、ドラマ「貧乏男子ボンビーメン」「ハチワンダイバー」、映画「ちーちゃんは悠久の向こう」(08)、「ガチ☆ボーイ」(08)など。 ●麻生久美子 1978年6月17日生まれ。千葉県出身。98年「カンゾー先生」で日本アカデミー賞ほか多数受賞。主な出演作は、「贅沢な骨」(01)、「回路」(01)、「CASSHERN」(04)、「THE有頂天ホテル」(06)など。 ●濱田マリ 1968年12月27日生まれ。兵庫県出身。主な出演作は、「カタクリ家の幸福」(02)、「血と骨」(04)、「バッテリー」(07)など。 ●和田聰宏 1977年3月25日生まれ。福島県出身。主な出演作は、「夜の上海」「ショコラの見た世界」(07)など。