リアル鬼ごっこ
(C)2007「リアル鬼ごっこ」製作委員会
佐藤という姓は日本で一番多い。その苗字を持つ人が、次々と謎の死を遂げるという事件が発生し、世間の注目を集めている。被害者は年令も性別も死因も様々。だが、みんな苗字が佐藤なのである。佐藤翼は高校生。酒におぼれる父親の輝彦と二人で暮らしている。母親は妹の愛を生んだあとに亡くなっている。愛は言葉も話せず感情を表すこともできず、生まれてからずっと入院したままなのだ。ある日、病院に愛を見舞った帰りの翼は、佐藤洋たち不良グループと出会う。佐藤洋は翼と幼馴染みだったが、今やヤクザの手下のようになってしまっている。翼をつけ狙うが、いつも素早い逃げ足で難を逃れてきたのだ。だが、今回は周りを囲まれて絶体絶命。ところが、洋をはじめ周りを囲んでいたはずの不良たちの姿は消えていた。通りがかったクラスメイトに話しかけるが、翼が佐藤だと知って、逃げるように立ち去っていく。そこへ、洋が必死で走ってくる。洋は全身をまっ黒な服に包み、赤い目を光らせた“鬼”。追われていたのだ。逃げまどう人々の悲鳴が街中に響きわたる。翼もわけが分からないまま走るのだった。一体何が起こっているというのだ!
- 公開日
- 2008年2月2日(土)
- 監督
- 柴田一成
- 撮影
- 早坂伸
- 音楽
- 岩代太郎
- 製作年
- 2007
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 98
- INTRODUCTION
- 日本で一番多い、佐藤という姓を持つ人たちが次々と謎の死を遂げる。高校生の佐藤翼に、全身をまっ黒な服に包み、赤い目を光らせた“鬼”が迫ってくる。一体何が起こっているのだろう。本作は、100万部を越える大ベストセラーとなった、山田悠介の小説「リアル鬼ごっこ」の待望の映画化である。監督・脚本は、『渋谷怪談』シリーズや『スピードマスター』などを手掛けてきた柴田一成が務めている。主人公の佐藤翼に、『蝉しぐれ』『夜のピクニック』の石田卓也。翼の妹で物語の鍵を握る佐藤愛には、『檸檬のころ』『神様のパズル』など主演作が相次ぐ谷村美月。さらに、『クローズ ZERO』の大東俊介、『東京フレンズ The Movie』の松本莉緒などの若手キャストに加え、吹越満、柄本明など個性派が脇を固めている。汗握るアクションシーンを手掛けたのは、国際的に活躍するアクション監督・谷垣健治。主題歌は、歌姫・KOTOKOが担当しているのも話題となっている。
- STORY
- 佐藤という姓は日本で一番多い。その苗字を持つ人が、次々と謎の死を遂げるという事件が発生し、世間の注目を集めている。被害者は年令も性別も死因も様々。だが、みんな苗字が佐藤なのである。佐藤翼は高校生。酒におぼれる父親の輝彦と二人で暮らしている。母親は妹の愛を生んだあとに亡くなっている。愛は言葉も話せず感情を表すこともできず、生まれてからずっと入院したままなのだ。ある日、病院に愛を見舞った帰りの翼は、佐藤洋たち不良グループと出会う。佐藤洋は翼と幼馴染みだったが、今やヤクザの手下のようになってしまっている。翼をつけ狙うが、いつも素早い逃げ足で難を逃れてきたのだ。だが、今回は周りを囲まれて絶体絶命。ところが、洋をはじめ周りを囲んでいたはずの不良たちの姿は消えていた。通りがかったクラスメイトに話しかけるが、翼が佐藤だと知って、逃げるように立ち去っていく。そこへ、洋が必死で走ってくる。洋は全身をまっ黒な服に包み、赤い目を光らせた“鬼”。追われていたのだ。逃げまどう人々の悲鳴が街中に響きわたる。翼もわけが分からないまま走るのだった。一体何が起こっているというのだ!
- CASTING
- ●石田卓也 1987年2月10日生まれ。愛知県出身。05年「蝉しぐれ」で映画デビュー。主な出演作は「ラフ」(06)、「夜のピクニック」(06)、「キトキト」(07)、「グミ・チョコレート・パイン」(07)など。 ●谷村美月 1990年6月18日生まれ。大阪府出身。05年「カナリア」で第20回高崎映画祭最優秀新人賞受賞。主な出演作は、「東京ゾンビ」「銀河鉄道の夜」「かぞくのひけつ」(06)、「檸檬のころ」「魍魎の匣」(07)など。 ●大東俊介 1986年3月13日生まれ。大阪府出身。主な出演作は、ドラマ「少しは恩返しできたかな」「パンチライン」「おいしいプロポーズ」「隠蔽捜査」「秘密の楽園」など。 ●松本莉緒 1982年10月22日生まれ。東京都出身。95年ドラマ「終わらない夏」でデビュー。主な出演作は、ドラマ「ガラスの仮面」「エースを狙え」、映画「富江BEGINNING」(05)、「東京フレンズThe Movie」(06)など。 ●柄本明 1948年11月3日生まれ。東京都出身。98年「カンゾー先生」で日本アカデミー賞主演男優賞受賞。主な出演作は、「うなぎ」(97)、「座頭市」(03)、「蝉しぐれ」(05)、「嫌われ松子の一生」(06)、「やじきた道中 てれすこ」(07)など。
- 配給会社
- ファントム・フィルム