少林少女

桜沢凛は、祖父が開いた少林道場を継ぐために中国の少林拳武術学校で修行。三千日の修行を終え、日本で少林拳を広める夢を持って帰ってきた。懐かしい少林練功道場に向かうが、道場は廃墟と化し、門下生も散り散りになっていた。その理由を知るため、凛は兄弟子を訪ね歩く。そして、自分の先生である岩井拳児が町はずれで中華食堂を営んでいることを知るのだった。中華食堂の店長として料理を作る岩井の姿にショックを受ける凛。何があったのか問う凛に、少林拳はやめたとだけ言う岩井。翌日、道場で眠っていた凛に、岩井の店で働いていた珉珉が訪ねてきた。彼女は凛をラクロスに誘う。珉珉が少林拳を習う条件に、凛はラクロスをやることになった。早速、珉珉が通う国際星館大学へ。常に強い者を追い求めてきた学長は、しだいに彼女と闘いたいと願うようになっていく。