やがて来たる者へ

1943年12月。イタリア北部のボローニャに近い、静かな村にも戦争の影が迫ってきた。地元ファシストとナチスが目を光らす中、村の家々には近隣の山に籠もるパルチザンが食料と物資を求めてひそかに出入りしていた。8歳のマルティーナは、大所帯の農家の一人娘。生まれたばかりの弟を自分の腕の中で亡くして以来、口をきかなくなってしまった。戦争の緊張感はあるものの、淡々と農業を営んでいた。ある日、母親のレナが妊娠する。だが、戦況は悪化。疎開者も流れてきた。地元の若者はパルチザンに加わり、ドイツ軍に抵抗する。翌年、9月29日にレナは男の子を出産するが、ドイツ軍がパルチザン掃討作戦を開始し、大挙して村に乗り込んでくるのだった。
公開日
2011年10月22日(土)
監督
ジョルジョ・ディリッティ
脚本
ジョルジョ・ディリッティ ジョヴァンニ・ガラヴォッティ タニア・ペドローニ
撮影
ロベルト・チマッティ
音楽
マルコ・ビスカリーニ ダニエレ・フルラーティ
出演
アルバ・ロルヴァケル マヤ・サンサ
製作年
2009
製作国
イタリア
原題
THE MAN WHO WILL COME
上映時間
117
映倫
10
配給会社
アルシネテラン

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