パトリス･ルコントのドゴラ

パリで観た芝居が縁で、音楽家ペルションの〈DOGORA〉と出会ったルコント。その後、弟が暮らすカンボジアを初めて訪れた時、かつてない衝撃と感動を覚えたことが、本作の企画として結実。プノンペンの通りを往く人々、働く幼い子供たち。幾つかのありふれた光景が、DOGORAと呼応する時、命の詩が聴こえる。