ゴーヤーちゃんぷるー
(C)映画「ゴーヤーちゃんぷるー」製作委員会
中学に通う鈴木ひろみは、クラスメイトから無視され、誰も信じられなくなり、不登校になった。ひろみは、祖父と祖母との三人暮らし。写真家だった父は、海にクジラを撮影に行き事故で亡くなり、母の喜美子は、ひろみが2歳のときに家を出て行ったのだ。そんな彼女が本音を打ち明けられるのは、メル友のケンムンだった。彼は西表島でインストラクターをしている。偶然にもその島は、母、喜美子が住む場所でもあった。ケンムンや喜美子に会うため、ひろみは祖父母に黙って一人部屋を飛び出す。真っ青な空と珊瑚礁の海。そこで、宅配業を営む吉田サヨに声を掛けられ、配達の手伝いをすることになった。喜美子もケンムンもすぐに会うことができたが、ひろみは本名を秘密にしていた。喜美子は、民宿をしながらホスピスで看護師として働いていた。また、喜美子は里親留学をしている子供たちの受け入れ、里子の姉妹である美香・洋子と本当の親子のように暮らしている。島の人々の優しさに触れるうちに、ひろみの心境に変化が生まれる。そして彼女は、母、喜美子に会いに来たと告げるのだった。人々の愛情を感じ、暖かさに触れたひろみは、次第に生きる力を取り戻そうとしていた。
- 公開日
- 2006年6月24日(土)
- 監督
- 松島哲也
- 撮影
- 佐々木原保志
- 音楽
- 吉川忠英
- 製作年
- 2005
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 101
- INTRODUCTION
- 誰も信じられなくなり、不登校を続ける中学生の少女。彼女はメールで会話する青年“ケンムン”の励ましにより、東京から遠く離れた美しい自然の島へと旅をする。そして、島の人々との出会いの中で、人の暖かさに気づき、生きる意味を感じるのであった。主人公・ひろみ役には、『HINOKIO』『夜のピクニック』など話題の作品に出演した多部未華子。悩みを抱え、次第に心を開いていく微妙な感情の動きを見事に演じている。ひろみの母親には、風吹ジュン。島のダイビングショップで働く青年“ケンムン”に武田航平。また、美木良介、下条アトム、新海百合子、大城美佐子などベテラン俳優陣が脇を固めている。原作は、竹内紘子の小説「まぶらいの島」。同作は、第50回毎日児童小説コンクール最優秀賞作品賞を受賞している。監督は「宇宙の夏」の松島哲也。また、森田健作が企画及び出演している。
- STORY
- 中学に通う鈴木ひろみは、クラスメイトから無視され、誰も信じられなくなり、不登校になった。ひろみは、祖父と祖母との三人暮らし。写真家だった父は、海にクジラを撮影に行き事故で亡くなり、母の喜美子は、ひろみが2歳のときに家を出て行ったのだ。そんな彼女が本音を打ち明けられるのは、メル友のケンムンだった。彼は西表島でインストラクターをしている。偶然にもその島は、母、喜美子が住む場所でもあった。ケンムンや喜美子に会うため、ひろみは祖父母に黙って一人部屋を飛び出す。真っ青な空と珊瑚礁の海。そこで、宅配業を営む吉田サヨに声を掛けられ、配達の手伝いをすることになった。喜美子もケンムンもすぐに会うことができたが、ひろみは本名を秘密にしていた。喜美子は、民宿をしながらホスピスで看護師として働いていた。また、喜美子は里親留学をしている子供たちの受け入れ、里子の姉妹である美香・洋子と本当の親子のように暮らしている。島の人々の優しさに触れるうちに、ひろみの心境に変化が生まれる。そして彼女は、母、喜美子に会いに来たと告げるのだった。人々の愛情を感じ、暖かさに触れたひろみは、次第に生きる力を取り戻そうとしていた。
- CASTING
- ●多部未華子 1989年1月25日生まれ。『HINOKIO』のメインキャスト選ばれた注目の若手女優。『青空のゆくえ』、『メールで届いた物語』などに出演。 ●武田航平 1986年1月14日生まれ。第14回「JUNON」スーパーボーイコンテストで審査員特別賞受賞。「天使が降りた日~天使のカウントダウン」「TKO HIPHOP」に出演。 ●美木良介 1957年11月2日生まれ。兵庫県出身。81年ドラマ「消防官物語」で俳優デビュー。主な出演作は、「瀬戸内少年野球団」(84)、「不機嫌な果実」(97)、「許されざる者」(03)、「日本の首領」(03)、「ドッグファイター 」(04)、「海猿 ~LIMIT OF LOVE~ 」(06)など。 ●風吹ジュン 1952年5月12日生まれ。富山県出身。初代ユニチカマスコットガール。74年アイドル歌手としてデビュー。主な出演作はドラマ/「寺内貫太郎一家2」(75)、「前略おふくろ様」(76)、「阿修羅のごとく」(79)、「ひとつ屋根の下」(93)、「みんな昔は子供だった」(05)。映画/「蘇える金狼」(79)、「無能の人」(91)、「男はつらいよ 寅次郎の青春」(92)、「釣りバカ日誌9」(97)、「コキーユ・貝殻」(98)など。