夢駆ける馬ドリーマー
(C)2005 DREAMWORKS LLC.
厩舎を経営する元騎手ベンは、資金繰りに苦しむ中、有力馬主から頼まれた牝馬ソーニャドールに希望を託す。しかし、娘のケールと一緒に出向いたレースで、ソーニャドールは転倒し、骨折してしまう。
- 公開日
- 2006年5月27日(土)
- 監督
- ジョン・ゲイティンズ
- 脚本
- ジョン・ゲイティンズ
- 撮影
- フレッド・マーフィ
- 音楽
- ジョン・デブニー
- 出演
- カート・ラッセル ダコタ・ファニング クリス・クリストファーソン エリザベス・シュー デヴィッド・モース フレディ・ロドリゲス ルイス・ガスマン オデッド・フェール ケン・ハワード ホームズ・オズボーン
- 製作年
- 2005
- 製作国
- 米
- 原題
- DREAMER
- 上映時間
- 106
- INTRODUCTION
- レースで転倒、骨折して再起不能となった馬ソーニャドール。厩舎を経営しているベン・クレーンは、この馬を娘ケールのために引き取る。ケールは由緒あるブリーダーズ・カップで、ソーニャドールをカムバックさせる決心をする。実際にあった奇跡の物語をもとに、レース優勝の夢にひた走る馬と少女の交流を描き、家族の絆と再生を描く愛と感動の物語。父ベン・クレイン役は『ポセイドン』のカート・ラッセル。ソーニャドールを愛する娘ケールには『I am Samアイ・アム・サム』『宇宙戦争』の名子役ダコタ・ファニング。祖父ポップに著名なシンガーでもある『PLANET OF THE APES猿の惑星』のクリス・クリストファーソン。家族を温かく見守る母リリーに『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演女優賞候補のエリザベス・シュー。周囲を固めるのは、『トラフィック』の名脇役ルイス・ガスマン、人気TVシリーズ『シックス・フィート・アンダー』若手スターのフレディ・ロドリゲス、硬軟幅広い役柄をこなす『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『グリーン・マイル』の名優デイヴィッド・モース、『ハムナプトラ』シリーズのオデッド・フェールなど、フレッシュなヤング・スターとベテラン俳優たちが揃った。監督は本作が長編デビューとなるジョン・ゲイティンズ。これまで『陽だまりのグラウンド』『コーチ・カーター』の脚本を執筆してきた。本作でも脚本を書き下ろし、そのストーリー・テラーぶりを遺憾なく発揮し、感動作を描きあげた。
- STORY
- 名騎手として活躍したベン・クレーンは、今は優秀なトレーナーとしてパーマー牧場に雇われている。娘ケールは、ベンについて馬の調教を見に行くこと、競走馬のことなら何でも知っている祖父ポップの話を聞くことが大好き。ある日、ケールは一頭の競走馬ソーニャドールに出会う。一目で気に入ったその馬は、今最も期待を寄せられている牝馬だった。ところが、ソーニャドールはレース中に前脚を骨折し、転倒してしまう。オーナーはソーニャドールを安楽死させるようベンに命じるが、ケールが見ている手前もあり、ベンは自らのギャラと引き換えに馬を引き取ることにした。そして、ソーニャドールを故障させた責任として、ベンは解雇されてしまうのだった。回復困難と思われたソーニャドールの骨折は、徐々に良くなってきた。ベンはソーニャドールを一流の種馬と交配させ、仔馬を売るプランを立てるが、妊娠できないと聞き落胆。しかも家計は火の車。しかたなくソーニャドールを売る決心をするが、それを立ち聞きしたケールはソーニャドールに乗って牧場から逃げ出してしまった。ベンは追って無事連れ戻すが、ソーニャドールが充分回復し素晴らしい走りをしていることに気づく。しかし、もう馬の売り先は決まってしまっていた。反対するケール。ベンは父に助力を仰ぎ、ソーニャドールを買い戻し、全権をケールに譲ることを決心する。すべてを任せられたケールは、賞金総額400万ドルの由緒ある最大のクラシック・レース、「ブリーダーズ・カップ・クラシクス」にソーニャドールを出走させることを決心する。
- CASTING
- ●ダコタ・ファニング 01年「I am Samアイ・アム・サム」で史上最年少で俳優組合賞候補。主な出演作は「コール」(02)、「メラニは行く!」(02)、「マイ・ボディガード」(04)、「宇宙戦争」(05)、「美しい人」(05)など。 ●カート・ラッセル 1963年生まれ。73年「ヤング・ヤング・パレード」で映画デビュー。83年「ッシルク・ウッド」でゴールデン・グローブ賞候補。主な出演作は「ザ・シンガー」(79)、「ニューヨーク1997」(81)、「遊星からの物体X」(82)、「ゴースト・ハンターズ」(86)、「バニラ・スカイ」(01)、「ポイセイドン」(06)など。 ●エリザベス・シュー 95年「リービング・ラスベガス」でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞候補。全米映画批評家協会賞とインディペンデント・スピリット賞主演女優賞受賞。主な出演作は「地球は女で回ってる」(97)、「インビジブル」(00)、「レオポルド・ブルームへの手紙」(02)、「ハイド・アンド・シーク/暗闇でかくれんぼ」(05)など。 ●クリス・クリストファーソン 映画出演は50本以上のベテラン俳優。73年「ビリー・ザ・キッド/21才の生涯」で英国アカデミー賞新人賞受賞。76年「スター誕生」でゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞。主な出演作は「ブレイド」シリーズ、「チェルシーホテル」(01)、「PLANET OF THE APES 猿の惑星」(01)など。
- 配給会社
- アスミック・エース