ぼくを葬る(おくる)

(C)2005 Fidélité-France 2 Cinéma-Foz
パリでファッション・カメラマンとして活躍中のロマンは、ある日突然、ガンで余命3ヶ月の宣告を受ける。さて、人はそんな時どのような反応を見せるものだろうか。もし、健康な状態で、まったくの仮定の話としてなら様々な考えも出てくるだろう。しかし、それが現実となって降りかかってきたとき、冷静に、残された3ヶ月間のタイムスケジュールを立てられる人間なんてありえない。オゾン監督は、そのまさに死の崖っぷちに立たされた男の心情を醒めた視線で追いかけていく。

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