黄色いロールス・ロイス

1930年代初期のロンドン。国務大臣フリントン侯爵は、ある自動車屋の前で目のさめるような黄色いロールス・ロイスを見つけた。彼は結婚10年目のプレゼントとしてさっそく買い求め、妻のエロイズに贈った。アスコット競馬の日、彼はかねてあやしいと思っていた妻と部下フェインの情事を知ってしまった。しかも黄色いロールス・ロイスが彼らの情事の場所だった。忌まわしいと感じた彼は車をもとのショウ・ルームにもどしてしまった。数年後、ロールス・ロイスはアル・カポネの子分パオロに買いとられた。彼は情婦のメイをつれてイタリアの旅に出た。

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