バースデー・ウェディング 母が教えてくれたいちばん大切なこと

(C)2005「バースデー・ウェディング」製作委員会
千晴は結婚式の前日、父の礼服のポケットから1本のビデオテープを見つけた。そして、部屋の箪笥の奥には、千晴の誕生からの記録が収められたビデオテープが並んでいた。『千晴5歳 千晴へ』と書かれたテープを再生すると、そこには、無邪気に海岸沿いを走る小さな自分と父母。映像が終わったかと思った瞬間、「あ…ちぃちゃん?聞こえる?」と、亡くなった在りし日の母が、大人になった千晴に宛てた切なくも愛情溢れるビデオレターだった。「ごめんね。一緒にいたい時間が、たくさんあったのに…ちぃちゃんのそばに、いれなくなっちゃった」。思いがけない母との再会で千晴は涙が止まらない。結婚式当日、千晴は 新郎とともに、天国から見守っていてくれる母へ特別な「贈り物」を準備するのだった。
公開日
2005年6月11日(土)
監督
田澤直樹
脚本
児玉頼子
撮影
中山光一
音楽
矢野絢子 主題歌=
出演
上原美佐 木村多江 田中哲司 忍成修吾
製作年
2005
製作国
日本
上映時間
73
INTRODUCTION
結婚式という、人生でもっともドラマティックな瞬間。それをきっかけに、日常のかけがえのない愛を気付かせてくれる、心温まる純愛映画。男女の愛、夫婦愛、父子愛、母子愛などいろんな愛の形が表現されている。監督は「天体観測」「美女か野獣」「東京湾景」など、人気ドラマを多数手掛けてきた田澤直樹。出演は、母親役に『いぬのえいが』『電車男』の木村多江、娘役には『ROCKERS』「夢で逢いましょう」の上原美佐、そして『海猿 UMIZARU』『この世の外へ クラブ進駐軍』の田中哲司、『北の零年』『ローレライ』の忍成修吾など実力派たちが好演している。
STORY
明日、結婚式を迎える千晴(上原美佐)は、父(田中哲司)の礼服のポケットから1本のビデオテープを見つけた。そして、部屋の箪笥の奥には、千晴の誕生からの記録が収められたビデオテープが並んでいた。『千晴5歳 千晴へ』と書かれたラベルが貼ってあるテープを手に取った。再生してみると、そこには、無邪気に海岸沿いを走る小さな自分、父と母。ザーッという砂嵐とともに映像が終わったかと思った瞬間、「あ…ちぃちゃん?聞こえる?」それは、若くして亡くなった在りし日の母(木村多江)が、大人になった千晴に宛てた切なくも愛情溢れるビデオレターだった。「…ごめんね…あなたと一緒にいたい時間が、たくさんあったのに…ちぃちゃんのそばに、いれなくなっちゃった…」思いがけない母との再会。千晴は涙が止まらない。結婚式当日。千晴は 新郎(忍成修吾)とともに、天国から見守っていてくれる母へ特別な「贈り物」を準備するのだった。
CASTING
●上原美佐 1983年12月21日生まれ。滋賀県出身。02年ホラー作品「呪怨」で映画デビュー。主な出演作はTVドラマ/「きみはペット」、「天体観測」、「恋するトップレディ」など。 ●木村多江 1971年生まれ。東京都出身。舞台の活動を経て、96年「料理人・豪太が行く’96」でTVドラマデビュー。主な出演作はTV /NHK大河ドラマ「北条時宗」、「白い巨塔」、「救命病棟24時」、「大奥」、「東京ミチカ」、映画/『ひみつの花園』(97)、『踊る大捜査線 THE MOVIE』(98)、『ワンダフルライフ』(99)、『花とアリス』(04)、『笑の大学』(04)、『感染』(04)など。 ●田中哲司 1966年生まれ。三重県出身。主な出演作は舞台/「時間ト部屋」「欲望という名の電車」「溺れた世界」、映画/『ゲロッパ!』(03)、『この世の外へ クラブ進駐軍』(04)、『海猿』(04)など。 ●忍成修吾 1981年3月5日生まれ。千葉県出身。99年『GTO』で映画デビュー。01年『リリィ・シュシュのすべて』の不良少年役で注目を浴びる。主な出演作は映画/『青い春』(02)、『バトルロワイヤル2 鎮魂歌』(03)、TV/「太陽の季節」、「さよなら小津先生」、「ヤンキー母校に帰る」、『アニムスアニマ』、『GACHAPON!』、『SPACE POLICE』、『北の零年』、『ローレライ』など。

ShareSNSでシェアしよう!

TOP