最後の恋のはじめ方
ニューヨークでデート・コンサルタントを営むアレックス・ヒッチ。恋に不器用なニューヨーカーたちは、彼の的確なアドバイスを受け、次々としあわせを手に入れてゆく。出会いの演出から、エチケット、ファッション、デート中の会話にいたるまで、独自の恋愛理論と徹底した身辺調査で、たった3度のデートだけで数多くの男たちをしあわせに導いてきた。ある夜、ヒッチはバーでひとりの女性と出会う。ゴシップ記事専門の新聞記者、サラ・ミラスである。ヒッチは、男に口説かれ困っていたサラを助けた。そしてヒッチは、彼女とデートの約束を取り付ける。しかし、サラをジェットスキーから落としてしまったり、喜ばせようとして見せた彼女の曾祖父の移民台帳が、逆に彼女を傷付けてしまったり。しかし意外にも、サラの方から次のデートの誘いがくる。それは、コール財団のセレブ、アレグラ・コールのスキャンダルに、ヒッチが関わっていることを知って、その情報収集をしようとしていたのだ。サラの目的に気づいたヒッチだったが、食物アレルギーを起こしてしまい、彼女の家で看病をしてもらうことに。そして、家族や恋愛の話をして夜を過ごした2人は、翌朝愛を確かめ合うように初めてのキスをする。しかし、以前から追っていたデート・コンサルタントの正体がヒッチだと分かってしまう。3度目のデートで訪れたヒッチの家で、2人は口論となり、別れてしまうのだった。そしてサラは、ヒッチの正体と彼にコンサルタントを依頼していたアルバートのことを、暴露記事として世間に晒してしまった!さあ、この恋どうなる?