チャーリーとチョコレート工場
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一家7人で暮らすバケット家は、今にも壊れそうな小さな家に住み、失業中の父親とチャーリーの母親、寝たきりの2組みの祖父母がいる。夕食といえば、限りなく水に近いキャベツのスープだけという貧乏な家。それでもチャーリーは幸せで、年に一度、誕生日の時にだけ買ってもらえるチョコレートが大好きだった。たった1枚の小さな板チョコをチャーリーは一ヶ月かけて少しずつ食べる。そんなチャーリーの家のすぐそばに大きなチョコレート工場があった。世界で一番大きくて、世界で一番有名なウォンカのチョコレート工場である。15年間も工場の扉は閉鎖され、中に入った人も出てきた人もいないのに、世界的ヒット商品を毎日出荷し続ける謎のチョコレート工場なのだ。チャーリーはこの工場がどうなっているのか興味津々。ある日、「ウォンカの工場ついに公開! 幸運な5人の子供たちに見学を許可」するというニュースが流れた。ウォンカ製のチョコレートに入った“ゴールデン・チケット”を引き当てた5人の子供と、その保護者を特別に工場に招待するというのだ。世界中が驚く中、次々と現れる当選者たち。1人目は、食い意地でパンパンに膨らんだ肥満少年。2人目は、癇癪もちで、大金持ちのわがまま娘。父親の財力でチョコレートを買い占めて当選した。3人目は、ありとあらゆる賞を獲得することに執念を燃やす賞獲り少女。これまでに獲得したトロフィーの数263個。現在はノンストップでガムを噛み続ける世界記録に挑戦中という。4人目は、頭のよさをひけらかすゲームおたくの少年。そして、残るチケットはあと1枚。道端で拾ったお金が幸運を呼び、最後の1枚が、なんとチャーリーの手元に転がり込んできたのだ。さて、いよいよ工場見学の日。ジョーじいさんに付き添われたチャーリーと、絶対ひと悶着起こしそうなこの親子を出迎えたのは、15年間も工場に引きこもっていた、伝説の工場主ウィリー・ウォンカ氏その人。そして一同が目にした光景は?
- 公開日
- 2005年9月10日(土)
- 監督
- ティム・バートン
- 脚本
- ジョン・オーガスト
- 撮影
- フィリップ・ルースロ
- 音楽
- ダニー・エルフマン
- 製作年
- 2005
- 製作国
- 米=英
- 原題
- CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY
- 上映時間
- 115
- INTRODUCTION
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』『ネバーランド』と、2年連続でオスカーにノミネートされたジョニー・デップと、『シザーハンズ』『スリーピー・ホロウ』の鬼才ティム・バートン監督ががっちりタッグを組んだ。原作は、全世界で1300万部以上を売り上げるロング・ベストセラー「Charlie and the Chocolate Factory」(邦題「チョコレート工場の秘密」)。ロアルド・ダールが著した奇想天外な物語は、発表から40年たった今も人気が衰えず、イギリスでは、「ハリ・ポッター」シリーズ、「指環物語」に次いで“子供が好きな本”の第三位にランクインされている。共演は、『ネバーランド』『トゥー・ブラザーズ』のフレディー・ハイモア。少年チャーリー役で、デップと二度目の顔合わせを果たしている。チャーリーの両親に『ビッグ・フィッシュ』のヘレナ・ボナム=カーター、『トゥーム・レイダー2』のノア・テイラーが好演している。そして、チャーリーの祖父ジョーおじいちゃん役にはデイビッド・ケリー。さらに『ロード・オブ・ザ・リング』のクリストファー・リーが、ウォンカの父親役で登場しているのも見逃せない。
- STORY
- 一家7人で暮らすバケット家は、今にも壊れそうな小さな家に住み、失業中の父親とチャーリーの母親、寝たきりの2組みの祖父母がいる。夕食といえば、限りなく水に近いキャベツのスープだけという貧乏な家。それでもチャーリーは幸せで、年に一度、誕生日の時にだけ買ってもらえるチョコレートが大好きだった。たった1枚の小さな板チョコをチャーリーは一ヶ月かけて少しずつ食べる。そんなチャーリーの家のすぐそばに大きなチョコレート工場があった。世界で一番大きくて、世界で一番有名なウォンカのチョコレート工場である。15年間も工場の扉は閉鎖され、中に入った人も出てきた人もいないのに、世界的ヒット商品を毎日出荷し続ける謎のチョコレート工場なのだ。チャーリーはこの工場がどうなっているのか興味津々。ある日、「ウォンカの工場ついに公開! 幸運な5人の子供たちに見学を許可」するというニュースが流れた。ウォンカ製のチョコレートに入った“ゴールデン・チケット”を引き当てた5人の子供と、その保護者を特別に工場に招待するというのだ。世界中が驚く中、次々と現れる当選者たち。1人目は、食い意地でパンパンに膨らんだ肥満少年。2人目は、癇癪もちで、大金持ちのわがまま娘。父親の財力でチョコレートを買い占めて当選した。3人目は、ありとあらゆる賞を獲得することに執念を燃やす賞獲り少女。これまでに獲得したトロフィーの数263個。現在はノンストップでガムを噛み続ける世界記録に挑戦中という。4人目は、頭のよさをひけらかすゲームおたくの少年。そして、残るチケットはあと1枚。道端で拾ったお金が幸運を呼び、最後の1枚が、なんとチャーリーの手元に転がり込んできたのだ。さて、いよいよ工場見学の日。ジョーじいさんに付き添われたチャーリーと、絶対ひと悶着起こしそうなこの親子を出迎えたのは、15年間も工場に引きこもっていた、伝説の工場主ウィリー・ウォンカ氏その人。そして一同が目にした光景は?
- CASTING
- ●ジョニー・デップ(ウォンカ) 1963年6月9日生まれ。ケンタッキー州出身。84年『エルム街の悪夢』で映画デビュー。90年に『シザーハンズ』でゴールデン・グローブ賞主演男優賞候補。94年『エド・ウッド』でロンドン映画批評家協会主演男優賞を受賞。主な出演作は、『マイアミ・ホットリゾート』(85)、『プラトーン』(86)、『妹の恋人』(93)、『ブレイブ』(97)、『スリーピー・ホロウ』(99)、『クライ・ベイビー』(90)、『ドンファン』(95)、『ラスベガスをやっつけろ』(98)、『ショコラ』(00)、『夜になるまえに』(00)、『ブロウ』(01)など。 ●フレディー・ハイモア(チャーリー) デビュー作は「Women Talking Dirty」。本国イギリスでJ.M.バリー監督「Never land」に出演。またミニシリーズ「I Saw You」の3つのエピソードにも出演した。 ●ノア・テイラー(バケット氏) 1969年9月4日生まれ。ロンドン出身。87年「君といた丘」で映画デビューし、オーストラリア映画協会賞候補。主な出演作は「ニコール・キッドマンの恋愛天国」(91)、「ペテルブルグ幻想」(89)、「シャイン」(96)、「あの頃ペニー・レインと」(00)、「バニラ・スカイ」(01)、「スリーピング・ディクショナリー」(02)「トゥームレイダー」(01)など。
- 配給会社
- ワーナー・ブラザース映画