MAKOTO

(C)2005「MAKOTO」製作委員会
大学病院に勤務する監察医である真言は、この世のに想いを残して亡くなった人の霊が見えるという特殊な能力がある。彼は、仲間の刑事や同僚、研修医と共に、必死に霊の心残りを捜し求め、事件の真相を解き明かしていく。伝えられなかった想いが相手に伝わると、霊たちは消えていくのだった。ある日、幼い少女・春菜の突然死事件が起った。警察では原因不明ということになっていたが、真言は春菜の霊を見てしまった。そして、真言は再度検死を行ない、春菜の体に虐待の跡を見つけた。母親の泉は一人で春菜を育て、仕事の忙しさから娘にあたってしまっていたことを認めた。しかし、春菜の霊は消えない。真相は、春菜は泉を求めて、ジャングルジムから転落死してしまっていたと真言が解き明かすのであった。娘のけなげな想いを知らされ、涙を流す泉。想いが伝わったのか、春菜は天に消えていく。第二の事件は、若い女性・真由子の絞殺事件。真言は霊視により、真由子は実は二人の男と付き合っていて、その恋愛感情のもつれから発生した事件で死亡したということを突き止める。こうして、数々の事件を経験し、ますます自分の妻の死の真相を求めるべきかどうか真言は思い悩む。妻の残した想いとは何なのだろうか。
公開日
2005年2月19日(土)
監督
君塚良一
脚本
君塚良一 郷田マモラ
撮影
林淳一郎
音楽
川井憲次 主題歌=河口恭吾
出演
東山紀之 和久井映見 哀川翔 室井滋 ベッキー 河合美智子 小堺一機 中島啓江 別所哲也 佐野史郎 武田鉄矢
製作年
2005
製作国
日本
上映時間
115
INTRODUCTION
原作は『きらきらひかる』の郷田マモラ、そして『踊る大捜査線』の脚本家・君塚良一が初めて監督する。霊が見える、特殊な能力を持っている監察医のマコトとが、仲間の刑事(哀川翔)や同僚(室井滋)、研修医(ベッキー)たちと共に、必至に霊の心残りを捜し求め、事件を解明していくのだ。意外な結末で観客の心を大きく揺さぶる感動作である。君塚良一は、単行本にもなった『キネマ旬報』の人気連載「脚本通りにはいかない!」で読者を魅了している。また、「ナニワ金融道」、「コーチ」、「さよなら小津先生」恋人はスナイパー」、「パラサイト・イブ」などの脚本を手掛けている。出演は、主人公マコトに「少年隊」の東山紀之、妻役に和久井映見、刑事役に「黄泉がえり」の哀歌川翔、エッセイストとしても才能を発揮する、室井滋、そしてバラエティで活躍中のベッキーなど個性豊かな顔ぶれが揃った。
STORY
大学病院に勤務する監察医である真言は、この世のに想いを残して亡くなった人の霊が見えるという特殊な能力がある。彼は、仲間の刑事(哀川翔)や同僚(室井滋)、研修医(ベッキー)と共に、必死に霊の心残りを捜し求め、事件の真相を解き明かしていく。伝えられなかった想いが相手に伝わると、霊たちは消えていくのだった。ある日、幼い少女・春菜の突然死事件が起った。警察では原因不明ということになっていたが、真言は春菜の霊を見てしまった。そして、真言は再度検死を行ない、春菜の体に虐待の跡を見つけた。母親の泉は一人で春菜を育て、仕事の忙しさから娘にあたってしまっていたことを認めた。しかし、春菜の霊は消えない。真相は、春菜は泉を求めて、ジャングルジムから転落死してしまっていたと真言が解き明かすのであった。娘のけなげな想いを知らされ、涙を流す泉。想いが伝わったのか、春菜は天に消えていく。第二の事件は、若い女性・真由子の絞殺事件。真言は霊視により、真由子は実は二人の男と付き合っていて、その恋愛感情のもつれから発生した事件で死亡したということを突き止める。こうして、数々の事件を経験し、ますます自分の妻の死の真相を求めるべきかどうか真言は思い悩む。妻の残した想いとは何なのだろうか。
CASTING
●東山紀之 1966年生まれ。神奈川県出身。85年「少年隊」ででビュー。83年「あいつとララバイ」で初主演。01年「クリスマス・ボックス」で第56回文化庁芸術祭演劇部門「芸術祭優秀賞」を受賞。主な出演作はNHK大河ドラマ「琉球の風」、「元禄撩乱」「平成夫婦茶碗」など。 ●和久井映見 1970年生まれ。91年「息子」で映画でビュー。93年「虹の橋」で第17回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。主な出演作は「恋文」(03)、「9.11」(04)、「丹下左膳」(04)など。 ●哀川翔 1961年生まれ。鹿児島県出身。一世風靡セピアを経て、90年「ねおちんぴらK・鉄砲玉ぴゅ~」で初主演。主な出演作は「黄泉がえり」(03)、「木更津キャッツアイ日本シリーズ」(03)、「ゼブラーマン」(04)など。 ●ベッキー 1948年生まれ。神奈川県出身。99年「おはスタ」でデビュー。バラエティ番組からドラマ、舞台まで活躍。絵本やエッセイも出版。「ぼくの魔法使い」「火消し屋小町」「エースを狙え」など。
配給会社
松竹

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