ソドムの市
(C)2004ホラー番長製作委員会
遥か昔18世紀のこと。領主、俎渡海市兵衛の婚礼のさなか、花嫁が血を吐き死んでしまう。市兵衛は腰元のテレーズとキャサリンの仕業と決めつけ、怒りもあらわに2人を責め殺すのだった。しかしそれは全くの濡れ衣。2人は死の間際、“この怨み、必ずや報いてやる”との言葉を残し、復讐を誓う…。それから300年後の現代、市兵衛の子孫、俎渡海市郎は市兵衛の非道な血を受け継ぎ、子どもの頃からいくつもの人の命を奪ってきた。しかし成長した市郎がいよいよ花嫁を迎えようとしたその時、ついに2人の腰元の怨念がこの世に甦るのだった…。