ヘンリー・プールはここにいる 壁の神様

不治の病で余命を宣告されたヘンリーは、仕事を辞め、幼少時代を過ごした住宅街へ引っ越して来る。そして、すっかり生きる気力を失ったまま近所とも交流を持たず、独り酒に溺れる余生を送り始めるのだった。そんなある日、隣人のエスペランサがヘンリーの家の壁に浮き出たシミをキリストの顔だと指摘し、以来クリスチャンたちが次々と巡礼のごとくヘンリーの家へ押しかける事態に。また、もう一方の隣人で自閉症の娘を持つシングルマザーのドーンを気に掛け始めるヘンリー。こうして、壁のシミ騒動も冷めやらぬ中、やがてそのシミが次々と奇跡を呼び起こすのだが…。

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