スパニッシュ・アパートメント

(C)2003 TWENTITH CENTURY FOX
グザヴィエは、パリで暮らす25歳の大学生。卒業を来年に控えた彼の悩みは就職である。作家に憧れていた彼も、やはり安定した職業につきたいと思う。父親のコネを使ってしたが、「スペイン語とスペイン経済を勉強しなさい。そうすれば将来性のある仕事をみつけてやろう」。と言われてしまう。グザヴィエは早速、バルセロナへの留学を決意。欧州交換留学プログラム“エラスムス計画”を利用するため、登録準備を開始する。出発の日。すすり泣く恋人マルティーヌと母の前では男らしさを見せたグザヴィエだったが……空港のゲートをくぐり、ひとりになった瞬間、涙がとまらなくなってしまう。母親に紹介されたアパートは、長く滞在できるような環境ではなかったので、空港で知り合った男の部屋で居候をしながら、自分のアパート探しを開始。苦難の果てに見つけたのは彼にとっての“理想の部屋”。その部屋にはヨーロッパ各国からやってきた5人の若者たちが一緒に暮らしていた。そして、“スパニッシュ・アパートメント”のメンバーとなったのだ。

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