ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
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前回の闘いで共に大きな痛手を負ったゴジラとメカゴジラ、さらにモスラを加えた三怪獣が大激突するシリーズ第27作目。
前作「ゴジラ×メカゴジラ」に引き続き手塚昌明がメガホンをとる。1年前のゴジラとの死闘で多くの損傷を受けたメカゴジラ”機龍”は、八王子駐屯地で修復作業に入っていた。その整備士・中條の前に小美人が現われ、「ゴジラの骨から機龍を作ったのは大きな誤り」と忠告する。そして今すぐ骨を海に返せば、モスラが人間の味方となりゴジラと闘うと告げる。そこへ1年ぶりにゴジラがやって来た。
- 公開日
- 2003年12月13日(土)
- 監督
- 手塚昌明
- 撮影
- 関口芳則
- 音楽
- 大島ミチル
- 出演
- 金子昇 吉岡美穂 虎牙光揮 小泉博 長澤まさみ 大塚千弘 中尾彬 釈由美子 高杉亘 益岡徹 中原丈雄 上田耕一 清水紘治 升毅 六平直政 峰岸徹 飯星景子 渡辺典子 山田辰夫 新藤栄作 並樹史朗 湯江健幸
- 製作年
- 2003
- 製作国
- 日本
- 上映時間
- 94
- INTRODUCTION
- 元祖「ゴジラ」は1954年公開。そして、「モスラ」は1961年公開。この2つの作品をモチーフに、本作はゴジラ誕生50年を目前にした節目の作品として新しいゴジラの布石として描いている。バトルの中心は「東京」。東京タワー、国会議事堂、六本木ヒルズなど名所を中心に3大怪獣が激突する。スタッフ・キャスト陣も最強だ。整備士・中條義人には金子昇、新しい機龍隊のメンバーには、「癒し系」の人気女優・吉岡美穂、ボクシングのプロライセンスを持つ虎牙光揮が顔を揃える。身長21cmの小美人には、長澤まさみと大塚ちひろ。そして、ゴジラ映画には久々の小泉博が「モスラ」('61)の時と同じ中條博士を演じ、さらに高杉亘、中尾彬ら豪華キャストが前作に引き続いて出演する。監督は前作を担当した手塚昌明。特殊技術は今回新たに、「ゴジラ」('84)でチーフ助監督をしていた浅田英一が参加。その他メインスタッフには、シリーズおなじみのメンバーが集結した。過去26作品で9700万人を動員し、総動員数一億人突破を狙う。
- STORY
- 機龍(メカゴジラ)は、ゴジラとの戦いで右腕と、最大の武器であるアブソリュート・ゼロを失っている。機体の37%を損傷。今修復に向けて修復中だ。整備士、中條義人(金子昇)は、叔父の中條信一(小泉博)と甥っ子の瞬と一緒に休暇を過ごしていた。そこにインファント島の小美人が現れる。彼女達は、『人間がゴジラの骨から戦いの道具を作ったのは大きな間違いです。ゴジラの骨を海に返してください。さもないとモスラは人間の敵にならねばなりません」と告げ、モスラと共に3人の前から去っていった。その頃、千葉の九十九里に謎の巨大生物の死骸が漂着したり、太平洋でアメリカの原子力潜水艦が突然消息を絶つなど、怪事件が発生。そして、ゴジラがついに姿を現し、東京へとやってくる。特生自衛隊は修復の完全でない機龍抜きで、ゴジラと戦う。ゴジラは、品川・港区を破壊し、八王子方面へ。信一と瞬が逃げ遅れ、ビルの崩壊に巻き込まれそうになったその時…何処からともなくモスラが。五十嵐総理は、修復の完全でない機龍に出撃命令を下す。3大怪獣の壮絶なバトルが始まった時、また新たな巨大生物が東京を目指していた。それは、人類の敵か味方か?東京はどうなってしまうのか?
- CASTING
- ●金子昇 1974年10月18日生まれ。 TV「百獣戦隊ガオレンジャー」で主役を演じ、注目を集める。主な出演作は『百獣戦隊ガオレンジャー』(01)、『マッスルヒート』(02)、『新・影の軍団 序章』(03)、『巌流島』(03)など。 ●虎牙光揮 1975年1月16日生まれ。 2000年、モデルとしてNIKEのCMでデビュー。2001年からは、映画を中心にTVドラマ、舞台など、役者として活躍中。主な出演作は『武勇伝』(02)『HardLuckHero』(03)、『ラストサムライ』(03)など。 ●吉岡美穂 1980年2月3日生まれ。 レースクイーンとして注目を集め、数々の雑誌、写真集、PV、CFで活躍。第40回ゴールデン・アロー「グラフ賞」を受賞する。映画出演は本作が2作目となる。『巌流島』(03)に出演。 ●長澤まさみ 1987年6月3日生まれ。 2000年、「クロスファイア」で映画デビュー。その後、ドラマ、CM、雑誌、写真集など、活躍の場を広げている。主な出演作は『なごり雪』(02)、『黄泉がえり』、『ロボコン』(03)、『阿修羅のごとく』(03)など。 ●大塚ちひろ 1986年3月12日生まれ。 2000年第5回東宝シンデレラにて、審査員特別賞に選ばれる。主な出演作はドラマ「ショコラ」、ミュージカル「シンデレラストーリー」、『仄暗い水の底から』(02)、『シベリア超特急3』(03)など。 ●高杉亘 1964年11月4日生まれ 文学座附属演劇研究所卒業後、舞台、映画、ドラマで活躍。主な出演作は『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』、『ゴジラ×メカゴジラ』、『眠らない街~新宿鮫~』(93)、『大殺戮』(96)、『スペーストラベラーズ』(00)、『サトラレ』(01)、『竜二Forever』(02)など。 ●小泉博 1926年8月12日生まれ。 「青春会議」(52)で主演を飾る。主な出演作は『次郎長三国志』シリーズ(53~54)、『ゴジラの逆襲』(55)、『サザエさん』シリーズ(56~60)、『野獣死すべし』(59)、『モスラ』(61)、『モスラ対ゴジラ』'64)、『暴力戦士』(79)、『ゴジラ』(84)、『人間の翼・最後のキャッチボール』(96)など。 ●中尾彬(なかお あきら) 1942年8月11日生まれ。 64年日活映画『月曜日のユカ』でデビュー。仁侠映画の悪役から政治家・教師に至るまで、幅広い役柄で強烈な印象を残す個性派。主な出演作は『内輪の海』(71)、『本陣殺人事件』(75)、『白昼の死角』('79)、『蔵の中』(81)、『極道の妻たち』(90)、『ミンボーの女』(92)、『梟の城』(99)など。
- 配給会社
- 東宝