キューティ･ブロンド ハッピーMAX

エル･ウッズは、ハーバード･ロースクールを優秀な成責で卒業し、大手法律事務所の一員となった。仕事もプライベートも絶好調だ。また、エメットとの結婚が3ヵ月後に控えていた。結婚式に愛犬ブルーザーの家族も招待しようと思い立ったエルは、ブルーザーのルーツを調査。なんとブルーザーのママは、動物実験の施設でモルモットにされていたのだ。動物の権利のために上得意のクライアントと闘うことを事務所の会議で提案するエル。しかし商売第一のボスからあっさり却下され、おまけにクビを言い渡されてしまう。そこで。化粧品用の動物実験を禁止する法律を作ろうと、ワシントンD.C.に乗り込んで行く。エルが向かったのは、ハーバードの先輩で、ビーグル犬の飼い主でもあるヴィクトリア･ラッド下院議員のもと。地味をモットーとするスタッフたちのあいだで思いっきり浮き上がり、意地悪をされるのだった。だが、ホテルのドアマンのシドの指導を受け、議会の人脈と政治のノウ･ハウを猛勉強。そして、動物実験を禁止する「ブルーザー法案」を提出することになる。だが、委員会の大勢が法案却下に傾くなか、シドのくれた極秘資料を元にスピーチを始めた彼女は、委員たちの心の琴線に触れまくり、事態を有利な方向へ導いていく。最後には、愛犬レズリーにまつわるマークスの重大発言も飛び出し、「ブルーザー法案」は一気に委員会を通過。そこに思いがけない横槍が入り、エルは絶体絶命のピンチに立たされてしまうのだった。