フレディVSジェイソン

エルム街にあるフレディの古い屋敷。そこには、女子高生のローリと父親の二人が暮らしている。この街では10年前に起きた惨劇を知る者は少なくなり、知っていても決して「フレディ」という言葉を口にはしない。ローリも当然この家で起きた惨劇を知らない。それは人々の恐怖を自分のパワーに換えるフレディにとっては耐えられないことだった。フレディは現実世界に存在する殺人鬼ジェイソンの存在を知る。そこで、フレディはジェイソンの夢に忍び込む。そしてついに最初の殺人が起きてしまった。ローリが友人たちを招いたあの家で起きたのだ。街では当時のあの惨劇の記憶がよみがえった。「フレディが帰ってきた」。再びフレディの恐怖がこの街に蘇るはずだった。しかし、ジェイソンはフレディの支配力を超え、自らの意志で残忍な殺戮を繰り返しエルム街を恐怖に染めていく。自分の獲物を奪われたフレディは、再びジェイソンを操ろうと試みる。そして巧妙なフレディと圧倒的なパワーを持つジェイソンの闘いが始まるのだった。フレディとジェイソンの獲物となり、ローリは一人また一人と友人を失っていく。果たして彼女は生き残ることができるのか。そしてフレディとジェイソンの闘いの果てに待つものは。