17才

17才のアコは、学校の放課後にキャバクラでバイト。それ以外は何とく過ごす毎日だ。4月、成績優秀な18才のリョウがアコのクラスにやってきた。リョウは高校卒業後、彼と一緒にイギリスについて行くのが夢だと語る。アコは彼もいないし、やりたい夢もない。それが何となく不安で孤独を感じていた。自由で不思議な魅力を持つリョウ。彼女と話すことで、アコは少しずつ何かが変わり始めた。キャバクラのバイトをやめて、カフェのウエイトレスのバイトへ。そんなある日、いつも窓際で本を読む少年と出会った。恋心を抱き始めるアコ。しかし、話をすることもできない。6月、フランス人の彼にふられたのが理由で、隣のクラスのヒトミが自殺未迷を起こした。夏になってリョウが学校を休むようになった。そして、そのままリョウは学校を辞めた。ちょうど同じ時期、バイト先のカフェも店長が旅に出てしまい突然閉店。2月、ヒトミも学校を辞め、フランスへ留学した。みんな自分の居場所を求めて旅立っていった。もうすぐ卒業、アコの中で何かが変わりはじめていた。
公開日
2003年6月21日(土)
監督
木下ほうか
脚本
猪俣ユキ
撮影
大道省一
音楽
浅井勇弥
出演
三輪明日美 猪俣ユキ 菊地凛子 松田龍平 徳井優 田口浩正 高岡奏輔 水橋研二 村上淳 木下ほうか 田中要次 BIKKE 永島克 山崎裕太 久我未来 新田亮 本田博人 塚本高史 松丘小椰 津田寛治 岡村洋一 三輪ひとみ 奥貫薫 浅野順子
製作年
2002
製作国
日本
上映時間
72
INTRODUCTION
女優猪俣ユキの18才の時の日記から、この「17才」の原案が生まれた。友人の三輪明日美と二人で企画を考え、脚本が完成したのだ。そして、三輪明日美の知り合いである、俳優の木下ほうかに相談して、出演及び監督を依頼。こうして、2001年4月に撮影が始まった。10~20代の若い役者たちを猪俣ユキ・三輪明目美が担当し、大人の俳優たちは監督が担当して、それぞれの個人的な友人や過去に一緒に仕事をした俳優、また人伝えに聞いて協力してくれた俳優などが集まりまってきた。自主映画だからこそ実現したキャスティングである。10代の映画が好きな若手女優からはじまり、それに共感した俳優たちが参加してつくった本作。この作品の撮影後、猪俣ユキは初監督作品「ナオと僕」、最新作「MILD7」と監督としても活動し始めた。三輪明日美も役者としてのみならず、企画に携わり猪俣ユキを含め若手監督や役者とのコラボレートを積極的はじめている。
STORY
17才のアコ(三輪明日美)は、学校の放課後にキャバクラでバイト。それ以外は何とく過ごす毎日だ。4月、成績優秀な18才のリョウ(猪俣ユキ)がアコのクラスにやってきた。リョウは高校卒業後、彼と一緒にイギリスについて行くのが夢だと語る。アコは彼もいないし、やりたい夢もない。それが何となく不安で孤独を感じていた。自由で不思議な魅力を持つリョウ。彼女と話すことで、アコは少しずつ何かが変わり始めた。キャバクラのバイトをやめて、カフェのウエイトレスのバイトへ。そんなある日、いつも窓際で本を読む少年と出会った。恋心を抱き始めるアコ。しかし、話をすることもできない。6月、フランス人の彼にふられたのが理由で、隣のクラスのヒトミ(菊地百合子)が自殺未迷を起こした。夏になってリョウが学校を休むようになった。そして、そのままリョウは学校を辞めた。ちょうど同じ時期、バイト先のカフェも店長が旅に出てしまい突然閉店。2月、ヒトミも学校を辞め、フランスへ留学した。みんな自分の居場所を求めて旅立っていった。もうすぐ卒業、アコの中で何かが変わりはじめていた。
CASTING
●三輪明日美(アコ) 1982年3月12日生、神奈川県出身。姉の三輪ひとみ(女優)に影響を受け、'96にTVCMでデビュー。'97年に「東海漬物・きゅうりのキューちゃん」のCMで話題になる。主な出演作は、「うずまき」('00)、「ブギーポップは笑わない」('00)、「いきすだま~生霊~」('01)、「ピンポン」(02)など。 ●猪俣ユキ(リョウ) 1982年9月27日生、福岡県出身。本作品では、猪俣由貴として脚本・原案も手掛けている。主な出演作は「リング~最終章」、「太陽は沈まない」、「カバチタレ!」、「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」、「双生児」、「GTO」など。 ●菊地百合子(ヒトミ) 1981年1月6日生、神奈川県出身。「プレイステーション どこでもいっしょ」、「資生堂 フェルゼア・ハンドクリーム」などCMで活躍。主な出演作は、「ちゅらさん(NHK)」、「生きたい」('99)、「三文役者」('00)、「赤い芝生」('00)、「Paradice」('00)、「空の穴」('01)など。
配給会社
スローラーナー

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