ナショナル・セキュリティ

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プロフェッショナルな手口でLAの倉庫を荒らし回る窃盗犯一味を追いかけるのは、警官になりそこなったアールと、警官をクビになったハンクのコンビ。窃盗犯一味の奪ったものが何と、宇宙計画に使われる高価な原子合金だったことから、物語は思いがけない方向へ。事件の核心に迫るうち、味方と信じていたLA市警から命を狙われるハメになるハンクとアール。犯人の銃弾を浴び、パトカーに追いかけ回され、ついには精鋭部隊SWATの攻撃にまでさらされるのだった。それでも二人はド根性で敵を追いつめていく。不屈の戦いっぷりは驚くばかりだ。警察バッジの代わりに警備員バッジをふりかざし、巨大権力に体当たりしていく。その活躍ぶりは観るものに爽やかな気分さえ与えてくれる。 そんなドラマの興奮をさらに盛り立てているのが、ハンクとアールの珍妙なコンビネーションだ。ハンクから車泥棒だと疑われたことに頭にきているアール。警察官の職を奪われ、刑務所にぶち込まれる原因を作ったアールを恨むハンク。そう二人は世界でいちばんの天敵同士??が、次々と繰り広げられるピンチの連続にどう対処していくのだろうか。
公開日
2003年5月10日(土)
監督
デニス・デューガン
脚本
ジェイ・シェリック デヴィッド・ロン
撮影
オリバー・ウッド
音楽
ランディ・エデルマン
出演
マーティン・ローレンス スティーヴ・ザーン ビル・デューク コルム・フィオール エリック・ロバーツ ロビン・リー ティモシー・バスフィールド マット・マッコイ ブレット・カレン ケン・ラーナー スティーヴン・トボロウスキー グレッグ・セラーノ
製作年
2003
製作国
原題
NATIONAL SECURITY
上映時間
88
INTRODUCTION
アメリカ合衆国の安全を司る重要機関?ではなくて、全米最大手の警備会社がナショナル・セキュリティだ。ここに勤務するのが、訓練中にパトカーを大破させ、警察学校を放り出されたアールと、そのアールを暴行した容疑でロス市警をクビになった元警官のハンクだ。アールが警備する倉庫に、ハンクの追う窃盗犯一味が侵入したことから、運命の再会を果たした二人。窃盗団が盗んだとんでもない超合金の謎、巨大な権力の影、今アールとハンクの大捜査が始まる。「バッドボーイズ」以来、人気者街道を突っ走るマーティン・ローレンスと、「アウト・オブ・サイト」「サンキュー、ボーイズ」の演技派として知られるスティーブ・ザーン。このふたりの丁々発止のかけあいに笑い、巨大な陰謀をめぐるスリルとアクションに酔う痛快ムービーだ。スタイリッシュな悪役ナッシュを演じるのは、「暴走機関車」でオスカー候補になったエリック・ロバーツ。エリート刑事のマクダフに扮するのは、「シカゴ」の名バイプレーヤー、コルム・フィオーレ。ハンクの上司ワシントン警部補には、「レッド・ドラゴン」のビル・デューク。さらに、恋人のデニースには、「ニューイヤー・イヴ/行く年、来る恋」で注目を集めた新人のロビン・リーが扮し、爽やかな魅力をふりまいている。監督は、「ビッグ・ダディ」のデニス・デューガン。製作は、「トレーニング デイ」のボビー・ニューマイヤー&ジェフ・シルバーと、「ビッグ・ママス・ハウス」のマイケル・グリーンが担当している。
STORY
プロフェッショナルな手口でLAの倉庫を荒らし回る窃盗犯一味を追いかけるのは、警官になりそこなったアールと、警官をクビになったハンクのコンビ。窃盗犯一味の奪ったものが何と、宇宙計画に使われる高価な原子合金だったことから、物語は思いがけない方向へ。事件の核心に迫るうち、味方と信じていたLA市警から命を狙われるハメになるハンクとアール。犯人の銃弾を浴び、パトカーに追いかけ回され、ついには精鋭部隊SWATの攻撃にまでさらされるのだった。それでも二人はド根性で敵を追いつめていく。不屈の戦いっぷりは驚くばかりだ。警察バッジの代わりに警備員バッジをふりかざし、巨大権力に体当たりしていく。その活躍ぶりは観るものに爽やかな気分さえ与えてくれる。 そんなドラマの興奮をさらに盛り立てているのが、ハンクとアールの珍妙なコンビネーションだ。ハンクから車泥棒だと疑われたことに頭にきているアール。警察官の職を奪われ、刑務所にぶち込まれる原因を作ったアールを恨むハンク。そう二人は世界でいちばんの天敵同士??が、次々と繰り広げられるピンチの連続にどう対処していくのだろうか。
CASTING
●マーティン・ローレンス(アール) 1965年4月16日、ドイツのフランクフルト生まれ。映画デビューは、「ドゥ・ザ・ライト・シング」(89)。主な出演作は、「バッドボーイズ」(95)、「ナッシング・トゥ・ルーズ」(97)、「ビッグ・ママス・ハウス」(00)「ビッグ・マネー」(01)がある。 ●スティーブ・ザーン(ハンク) 1968年11月13日、ミネソタ州マーシャル生まれ。「リアリティ・バイツ」(94)で映画デビューを飾る。主な出演作は、「すべてをあなたに」(96)「ユー・ガット・メール」(98)、「ハムレット』(00)などがある。 ●ビル・デューク(ワシントン警部補) 1943年2月26日、ニューヨーク州生まれ。76年の「カー・ウォッシュ」で映画デビュー。「アメリカン・ジゴロ」(80)、「バード・オン・ワイヤー」(90)、「レッド・ドラゴン」(02)などに出演。監督としても「天使にラブ・ソングを2」(93)を手がけている。 ●エリック・ロバーツ(ナッシュ) 1956年4月18日、ミシシッピ州ビロキシ生まれ。「キング・オブ・ジプシー」(78)で映画デビュー。「暴走機関車」(85)でアカデミー賞助演賞にノミネート。「愛という名の疑惑」(92)、「ヘブンズ・プリズナー」(96)などがある。 ●ロビン・リー(デニース) 1974年7月16日、ニューヨーク州マウントバーノン生まれ。サンダンス映画祭の作品賞候補になった「ニューイヤー・イヴ/行く年、来る恋」(97)で映画デビュー。その後TV作品を経て本作に出演。
配給会社
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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