アイ･スパイ

米国が極秘に開発した最新型ステルス戦闘機「スイッチブレイド」が盗まれた。その犯人と思われる、米国人パイロットの身柄を国家保安局BNSのスペシャル・エージェント、アレックス・スコット（オーウェン・ウィルソン）が確保するところだった。 アレックスは、スイッチブレイドが武器商人アーノルド・ガンダーズ（マルコム・マクダウェル）に売り渡されたことを知る。直後、パイロットは軍の攻撃を受けて死亡。無敵のボクサー、ケリー・ロビンソン（エディ・マーフィ）に大統領から電話がかかってくる。極秘任務への協力を要請されるのであった。そしてこのコンビに与えられた新たな任務はスイッチブレイドの奪回だった。ガンダーズは、ブタペストで行なわれる欧州ミドル級タイトル試合の前夜パーティを主催し、それを隠れ蓑に、スイッチブレイドの入札を行なおうとしていたのだ。だから、タイトル戦を戦うケリーに白羽の矢が立ったというわけだった。ケリーが人目をひきつけている間にガンダーズの書斎に忍び込む。だがケリーがミスを犯してしまい、２人は追われる羽目になった。敵なのか味方なのかわからない謎の女スパイも登場して、ストーリーは交錯していく。さて、彼らに与えられたミッションは成功するだろうか。