危いことなら銭になる
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紙幣印刷用のスカシ入り和紙十億八千万円相当が何者かによって強奪され、運転手二人が殺される!このニュースを聞いてニヤリと笑うのは拳銃無敵の腕前ながらガラスを擦る音には全く弱い“ガラスのジョー”、計算オタク、“計算尺の哲”、怪力自慢の“ダンプの健”の三人。三人の目的は紙を盗んだ連中に偽札づくりの名人坂本老人を高く売りこむことだ。ところが肝心の名人は強奪犯に拘束されてしまう。名人を探すジョーが唯一の手掛かりの平和ビルに乗りこんでみると、意外にも秋山とも子という若い美人が一人いるだけだった。