人間の條件 第1部純愛篇/第2部激怒篇

(C)1959 松竹
太平洋戦争のさなか、招集免除を条件に南満州にある鉱山に労務管理として妻とともに赴いた梶が、現場の不正と闘いながら、労働者たちの劣悪な待遇改善のために奮闘する。会社の増産目標を達成し表彰される梶だが、過酷な労働実態から脱走者が相次ぎ、見せしめのため七人の労働者が脱走犯が処刑される。梶と親交の深かった中国人の若者は、利用されたあげく自らの命を絶ってしまう。そして脱走犯とされた労働者たちが処刑される時を迎えるが、梶は決死の覚悟で処刑を中止させようとする。

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