地底の歌

(C)1956 日活
江東の伊豆一家は、東京中でも伝統ある侠客。昔は知らず今はショバ屋、プーパイなど、群衆をいためつける都会のダニでもあるが、心の奥には地底行く人の悲哀や情感もあった。伊豆親分、その愛娘トキ子に見染められた子分鶴田光雄にしても又然り。ある日、トキ子は仲間の花子や松江と学校をさぼり、彫物師腕文の許へ刺青を見学に行く。古風な部屋で腕文の施術を受けていたやくざダイヤモンドの冬は花子と互いに惹かれるものを感じる。

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