シャンハイ

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1941年、上海。いくつもの国が、その都市を分け合っていた。イギリス、フランス、アメリカ、そして日本が租界を置き、妖しくも危険な“魔都”を制しようと、睨み合っていたのだ。米国諜報員ポール・ソームズは、親友である同僚のコナーと、カジノで落ち合うはずだった。コナーは現れず、ソームズは美しい中国女性とポーカーで対決し、完敗する。米国領事館からの迎えで海軍情報部に向かったソームズを待っていたのは、変わり果てたコナーの姿だった。ソームズは上官のリチャード・アスター大佐から、遺体は日本租界で見つかったこと、コナーは上海三合会のボス、アンソニー・ランティンを捜査していたことを知らされる。アンソニーは日本人と取引をして、汚い仕事を請け負う街の黒幕だ。ソームズは友人であるドイツ領事館の技師夫人のレニを頼り、上海ヘラルド紙の記者に扮し、ランティンが出席するドイツ領事館のパーティに潜り込むのだった。

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