河内カルメン
(C)1966 日活
河内のドン百姓勇造の娘麗子は、美しく豊かな肉体で村中の男を悩殺していた。中でも刷毛工場の息子で大学生の彰は、露子に夢中であったが、露子もまた彰に強く魅かれていた。が、村祭の夜、悪童らに処女を奪われ、母のきくが悪坊主良巌坊と関係するのを見た露子は、家出同然に大阪にとび出した。さて大阪に出た露子は同級生雪江の世話でバーに勤めた。いやらしい沢山の男の中で、同郷人だという勘造は露子に惣れこみ、露子のアパートに同居した。そのうち露子は鹿島洋子の誘いでフアッションモデルとして生計をたてることになった。