風と樹と空と

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沢田多喜子が故郷から集団就職の一員として上京し、高校時代のクラスメイトである手塚新二郎、高柳武雄、小石信子、会田かね子らと上京し、安川家のお手伝いさんとなる。その夜、多喜子を迎えた安川家の晩餐は、多喜子の無邪気な明るさで、これまでになく和気あいあいとして、明るい光源を投げ込んだような雰囲気だった。ある日、多喜子たちの上京仲間は公園に集まり、それぞれの仕事や私生活の話に花をさかせる。その日多喜子は車でドライブを楽しんだが、途中、信子と武雄が将来を誓い合った仲だったことを知って驚く。多喜子は武雄に密かな想いを寄せていたのだ。

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