お嬢さん

(C)KADOKAWA 1961
父は会社の部長、母は良妻賢母。兄はすでに結婚して、素晴らしい奥さんと独立している。しかし、父も母も私に嫁入りの話など一向にしない。父の会社で働く三人のハンサム・ボーイがしょっちゅう家に遊びに来るのだが、どうやら三人のうち二人は私に好意をもっているらしい。そのうちの一人、牧さんという人が父の会社の専務を通じて私をお嫁さんにほしいといってきたが、父は私の自由な判断にまかせると言う。実は私はもう一人の男性、景ちゃんこと沢井さんが好きになってしまった。ところがこの景ちゃん、大へんな色事師で…。

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