大奥(秘)物語
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六代将軍・家宣の時世。おみのは、一の部屋が推挙したふさの女中として初めて大奥に上がった。家宣の目に止まったおみのはお手付き中臈となる。そうした折、二の部屋・おすみが懐妊。このままでは殿の子を宿せず、大奥で朽ち果てていくばかり。おみのは、他の男の種子を自らの身に宿す計画を立てる。殿の一部始終を見た篠の井は、その反動からか浦尾との激しい同性愛に陥ってしまう。間もなくお手付き中臈となった篠の井が家宣の子を懐妊すると、浦尾は激しい嫉妬から信じられない行動を起こす…。お目見得以下の部屋子たちは三年奉公と決まっていた。あと半月で年期のあけるおちせは恋人の長吉と一緒になることになっていた。しかし、おちせは家宣の目に止まりお手付きになってしまった。