愛と死をみつめて

(C)1964 日活
道子と誠。ふたりはともに入院中の病院で知り合った。いつも明るく振る舞う道子はとても病人に見えなかったが、その身体は軟骨肉腫という難病に冒されていた。誠の退院後も文通で心を通い合わせていくふたり。だが、道子の病状は悪化する一方だった。医者の告知で自分が不治の病と知った道子は誠に別れの手紙を書く。思いもよらぬ事実に愕然としつつも、急ぎ道子の元へ駆けつけ彼女の弱気を叱り励ます誠。その誠実な言葉に心動かされた道子は、顔の左半分を切除する大手術に挑むことを決意する。

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