その信管を抜け

ドイツの新、型爆弾に立ち向かう科学者を描く。彼は片足を失い、閑職に追いやられ、その憂さ晴らしにアルコールに逃げている。恋人との約束でアルコールを自らに禁じた彼が禁断症状で見る幻覚。ついに去った恋人が自身の肖像写真を抜き去った後の写真立ての空虚。彼は一人爆弾に対峙することで自己回復しようとする。

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