さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島。彼の写真に心を奪われた気鋭カメラマン・太一は華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。変わりゆく太一が、悔いのない未来のために踏み出した一歩。その先に続く、思いもよらない奇跡に涙する――。
■公式サイト
明日を綴る写真館
©2024「明日を綴る写真館」製作委員会 ©あるた梨沙/KADOKAWA
2024年6月7日(金)公開