酒蔵のむすめ
日本で一番海に近い創業270年の老舗 酒造のひとりむすめとして生まれた向井夏子。高校を卒業後、実家の酒造で働きながら平凡な毎日を暮らしていた。そんな時、父の病気が発覚し、母に杜氏にならないか?と進められ戸惑う夏子は、私の人生はこれで良いのか?と自問自答する。そんな夏子に、高校時代の親友・ 秋江のグランピングウェディングの誘いが届き、人生が輝く秋江の姿をみて、変わらない自分に改めて気付かされる。そしてそこで出会った男性の友春の真っ直ぐな姿に心惹かれるが、本当の自分を打ち明けられないまま、彼と付き合う事になるのだが…。