ただの夏の日の話 まだ昨晩のアルコールが抜け切らない重い身体をゆっくりと起こしたとき、彼女の記憶はどこにも結びつかなかった。ただわかったこと、それは窓の外に見える景色がたぶん東京ではないこと。部屋の中に見知らぬ男性が寝ていること。さらに言うと、” おじさん” な気がするということ。 酒に呑まれ記憶を無くし、陽月はなぜか「桐生」に来てしまっていた。 どこのだれかも知らない” おじさん” と。そんな、見知らぬ場所で見知らぬ人と過ごした、“ただの” 夏の日の話。 監督 松岡芳佳 主題歌 The Songbards 出演 深川麻衣 古舘寛治 製作国 日本 ShareSNSでシェアしよう! 戻る