鷺坂冬子、63歳。誰にも作れないと言われた、世界初の青いバラ「ブルー・ヘブン」の生みの親として、園芸家としてはちょっとだけ有名だけれど、今は孫や家族に囲まれて暮らす普通のおばあちゃん。
そんな冬子には、家族に言えない秘密があった。がんが再発して現在余命半年のステージ4と診断されたのだ。「治療に専念して余命を延ばそう。まだまだやり残したことがあるだろう!」主治医の川越の叱咤激励に、冬子はある“やり残したこと”を思い出す。それは、ハンググライダーで空を飛ぶことだった。
病気のことは内緒にしたまま、冬子は蒼汰と正樹の二人の孫とその友人で溶接工の夏芽を巻き込み、不可能と言われた夢にチャレンジしていく…。
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ブルーヘブンを君に
(C)2020「ブルーヘブンを君に」製作委員会
2021年6月11日(金)公開