広島で被爆したピアノを持ち主から託された調律師・矢川光則。彼自身も被爆二世。矢川は、託された被爆ピアノを修理・調律それを自ら運転する4トントラックに載せて全国を回っている。東京で育った江口菜々子(20)は大学で幼児教育を学び幼稚園教師を目指しているものの将来について漠然としている。菜々子は、被爆ピアノコンサートの情報を偶然知り、調べると被爆ピアノの一台を母・久美子が寄贈していたことを知り、コンサートを観に行く。菜々子は矢川を通して被爆ピアノ、広島のことを考えるようになり、祖母のことを知るうちに自身のルーツ探しをしていく。菜々子はルーツを辿り、被爆ピアノの活動を辿りながら次第に何かを見つけていく…。
■公式サイト
おかあさんの被爆ピアノ
(C) 2020映画「被爆ピアノ」製作委員会
2020年8月8日(土)公開