1613年6月29日、「ヘンリー八世」上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後、断筆したウィリアム・シェイクスピアは故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンの家族のもとへ戻った。20余年のあいだほとんど会うことのなかった主人の帰還に、8歳年上の妻アンと娘たちは戸惑いを隠せない。そんななかシェイクスピアは、17年前に幼くして亡くなった最愛の息子ハムネットを悼む庭を造ることを思い立つ。「この世のすべてを知り尽くす」と言われるシェイクスピアでさえ想像の及ばない、家族それぞれの思いとは…。
■公式サイト
シェイクスピアの庭
(C)2018 TKBC Limited. All Rights Reserved.
2020年3月6日(金)公開