2011年3月福島第一原発事故から8年が過ぎた今、放射能の問題について多くのメディア・行政機関は終息を迎えているかのように静観を続けている。しかし、現在でも汚染は拡大しており、捨て場のない放射性物質を含んだ土は処理について未解決のままである。その陰で、懸命にこの事実と向き合い、解決に向けて具体的な成果を上げている人々がいる。その一つがボランティアによる有用微生物群(EM)の散布活動である。チェルノブイリ原発の被災をうけたベラルーシ共和国国立放射線生物学研究所などによって、微生物が放射能を消失させていることが証明されたのだ。地球全体の生態系が大きく崩れてきている今、人類全体が利害を超えて地球を蘇生させていくことが急務になってきている。そんな時代にこの作品は一つの答えを示し、多くの人々に希望を与えることになるであろう。そして、環境と人間の意識の関係を科学的に示し、地球環境と一人ひとりの意識・日々の生き方がどう結び付くかを明らかにしていく。
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蘇生Ⅱ~愛と微生物~
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2019年8月23日(金)公開