あの戦争はこの国になにを残したのかーー昭和から平成そして新たな時代の幕開けに、現代の日本が浮かびあがる戦後日本の運命を決定づけた極東国際軍事裁判の全貌を見つめ歴史の瞬間に立ち会う。
“東京裁判”と呼ばれ、戦後日本の進路を運命づけた極東国際軍事裁判。太平洋戦争敗戦後の1946年(昭和21年)、市ヶ谷の旧陸軍省参謀本部にて開廷された裁判の模様を、判決から35年の後の1983年(昭和58年)に公開された日本映画史上に残る、ドキュメンタリーの傑作。
アメリカ国防総省によって撮影された50万フィートに及ぶ膨大な記録フィルムをもとに、『人間の条件』『切腹』の名匠、小林正樹監督が5年の歳月をかけて編集、制作した巨編が、平成の終わりと新しい時代の幕開けに4Kフィルムスキャン、2K修復版によるデジタルリマスターで鮮やかに蘇る。
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東京裁判<4Kデジタルリマスター版>
(C)講談社2018
2019年8月3日(土)公開