強烈で個性的なキャラクター3人を魅力的に演じ分け!『憐れみの3章』エマ・ストーン新写真3点解禁!

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8月19日(月)

第80回ヴェネチア国際映画祭《金獅子賞》を受賞し、第96回アカデミー賞🄬ではストーンが『ラ・ラ・ランド』(17)に続く2度目の主演女優賞を受賞のほか合計4部門受賞を果たした『哀れなるものたち』に続き、早くもヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンの映画界最高峰の最強タッグが送り出す衝撃の最新作『憐れみの3章』。

ヨルゴス・ランティモス監督の最新作『憐れみの3章』で3度目のタッグを組んだのは、『ラ・ラ・ランド』(17)、『哀れなるものたち』(23)においてアカデミー賞🄬主演女優賞を受賞し、現在のハリウッドで最も多才で人気の高い映画人のひとり、エマ・ストーン。この10年における数々の最重要作品で多数の賞を受賞し、映画界の注目を集めてきた存在だ。

18世紀イングランドの王室を舞台に、3人の女性の入り乱れる愛憎を描いた人間ドラマ『女王陛下のお気に入り』(19)でランティモス監督と初タッグを組んだストーン。彼女が本作で演じたのは、オリビア・コールマン演じるアン女王に侍女として仕える女性・アビゲイル役。病弱なアン女王の代わりに、親友で政治顧問のサラが国を治める中、新たな召使いとして着任したのがアビゲイルだった。貴族家系がルーツのアビゲイルは、上流階級への返り咲きを狙い、アン女王の相手として気に入られようと画策する。冷静で賢く、人を際限なく魅了する才能を持ち合わせるアビゲイルを強烈に演じ、本作で第91回アカデミー賞®助演女優賞ほか、数々の章にノミネート。天才監督ヨルゴス・ランティモスの手によってストーンの新たな一面が引き出され、卓越した演技力とその存在感は多くの人を魅了した。

ランティモス監督と2度目のタッグとなったのが、第80回ベネチア国際映画祭で最高賞〈金獅子賞〉を獲得し、第96回アカデミー賞®では主演女優賞を含む4部門を受賞するなど、数々の賞レースを席巻した『哀れなるものたち』(23)。ストーンが演じたのは、自ら命を絶った不幸な若き女性・ベラ。天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって、<生まれたての女性>として奇跡的に蘇生したベラは、「世界を自分の目で見たい」という強い欲望に駆られ、ヨーロッパ大陸横断の旅の中、新しい世界を見つけていくことに。ストーンは、ジェンダー、年齢、国籍、時代、そのすべてを超越して、真の自由を手にするために前へと進み続けるベラを、繊細かつダイナミックに演じきり、誰もが初めて出会う、これまでにないキャラクターを見事に表現。ベラ役で、二度目のアカデミー賞®主演女優賞に輝き、映画史にその名を刻み込む快挙を成し遂げた。

そして、ついに3度目のタッグとなった最新作『憐れみの3章』では、3つに構成されたストーリーで別々のキャラクターを演じるという新たな挑戦に挑んでいる。ストーンは全く印象の異なる3役を見事に演じ分け、これまでとは、一味も二味も違う魅力で観る者を魅了。新たな躍進を遂げている。

3つの独立した物語=章で、同じキャストで別々のキャラクターを演じるという画期的な演出は、まったく接点のないはずの3つの物語がいつしかリンクしていく不思議な感覚に襲われる。じっくり観ていると、思わぬ描写に共通点が浮き彫りになり、ランティモス監督の“仕掛け”によって、気づけば映画的興奮の真っ只中に没入させられるマジックが隠されているのだ。そしてそれは、キャスト陣が演じるキャラクターにも通じている。

3つの物語で別々のキャラクターを演じつつ、さりげない共通点を加えるという高難度の挑戦を課されたストーンは、「私が見つけた共通点は、愛されたい、受け入れられたい、支配されたいという気持ちと同時に自由でありたい、自分で決めたいという気持ちとのバランスであり、そしてそのために愛を失うことになります」と彼女たちと3つの物語における共通点を明かしており、3つのキャラクターそれぞれを演じるストーンの新写真3点が到着した。


第1章となる「自分の人生を取り戻そうと格闘する、選択肢を奪われた男」を描いた1つ目の物語では、ジェシー・プレモンス演じるロバートが出会う女性・リタを演じている。美しいロングヘアでタイトなミニドレスを着こなし、優しさを感じさせながらも、どこかミステリアスで謎めいた雰囲気の女性であるリタはチャーミングな笑顔が印象的で、誰もが魅了されること間違いナシと言える魅力が満載だ。


第2章となる2つ目の物語「海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官」では、ジェシー・プレモンス演じる警官、ダニエルの妻・リズ役を演じ、第1章の物語とは全く違った印象を与えている。海難事故で失踪した後、奇跡的に生還を果たすリズだったが、まるで別人のような言動でダニエルを困惑させる。次第に疑心暗鬼に陥っていく夫を献身的に支える妻・リズとしての思いやり溢れる表情が見れる一方、時折感じさせる、別人としての不穏な雰囲気を纏う怪しげな妻・リズも同時に表現するという、ずば抜けた演技を披露。観る者を強烈なランティモスワールドへと誘っていく。


第3章となる3つ目の物語では、「卓越した宗教指導者になるべく運命付けられた特別な人物を懸命に探す女」でエミリー役を務めている。エミリーは、ジェシー・プレモンス演じるアンドリューと共に、ある一人の女性を、人生をかけて探すという使命を負っている。歩き方、仕草、喋り方、そのどれもが第1章、第2章とは全く異なっており、同じ人間が、演技一つでこうも違う印象を与えることができるのか、と驚きを感じさせるクセ強なキャラクターへと昇華させた。

「私たちは今の経験を積み重ねていき、何かを作るたびにさらに上を目指すことができるのです。ただシンプルに、一緒に仕事をするのが好きなのです。」と、強い信頼を寄せるストーンとの仕事が好きだと断言するランティモス監督。映画界最高峰のタッグは、勢いを加速させ、新たなる挑戦へと突き進んでいる。『女王陛下のお気に入り』、『哀れなるものたち』において強烈でユーモラスなキャラクターを演じ、映画界で唯一無二の存在感を放つエマ・ストーンが、ランティモス監督と3度目のタッグで世に送り出す衝撃の最新作『憐れみの3章』にぜひご注目いただきたい。

9月27日(金)全国公開

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