12年周期で再会する二人を通して描くせつなく眩い時間ー『パスト ライブス/再会』新場面写真が解禁!

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2月20日(火)

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を生み出した米国A24と、『パラサイト 半地下の家族』を配給した韓国CJ ENMが初の共同製作で贈る注目作『パスト ライブス/再会』より場面写真4点が解禁された。

本作は、ソウルで初恋に落ちた幼なじみのふたりが、24年後の36歳、NYで再会する7日間を描くラブストーリー。メガホンを取るのは、本作で鮮烈な長編映画監督デビューを飾ったセリーヌ・ソン。
作品賞ほか4部門にノミネートされたゴールデン・グローブ賞では監督賞・脚本賞へのノミネートを果たし、アカデミー賞では作品賞・脚本賞の主要2部門に見事ノミネート!!この彗星の如く現れたフレッシュな才能は、『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス、『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のマーティン・スコセッシなど、映画界を代表する名匠たちと肩を並べ、初監督作品ながらオスカーノミネートの快挙を成し遂げた。


今回解禁された12歳の時の写真は、ノラ(グレタ・リー)とヘソン(ユ・テオ)の二人が、ソウルの公園で遊んでいる時のもの。このとき既に海外移住が決まっているノラは、親に付き添われながら、クラスメイトで初恋の相手であるヘソンとデートをする。無邪気に楽しく遊ぶ二人から別れの寂しさは感じられず、仲睦まじい様子が伺える。PC画面を見つめながら笑顔で映るのは、24歳の時、Facebookでのメッセージをきっかけに、再び連絡を取り合うようになり、オンラインの画面上で再会を果たしたふたり。ニューヨークとソウル、画面越しでも12年ぶりの再会に心がときめく様子が伝わってくる。そして、お互いを見つめ合うふたりが映る1枚は、36歳の時、ヘソンがニューヨークを訪れたことでついに対面での再会を果たし、12歳の時、ソウルで別れてから24年ぶりに実際に顔を合わせる二人。喜びと共に、緊張も垣間見える、再会の瞬間を捉えたシーンとなっている。


本作の中では、12歳・24歳・36歳と、互いの場所で、互いの人生を歩み、そして12年ごとに再会を果たす二人が描かれており、セリーヌ・ソン監督は、「時間というものが、それぞれの人にどのように捉えられているのかを描きたかった」と、時間がこの作品のテーマのひとつでもあることを明かす。「私は、本当の人生を見ているようにこの映画を描きたかったのです。時に、12年があっという間に過ぎたかと思えば、そこに2分しか立っていなかったのに、永遠かのように感じることがあると思います。多くの人にとって、時間と場所というのはいつでも謎であり、よく分からないまま通過してしまっていると思うのです。でもここではそれが明確に分かるように描きたかった。時間と場所が、時にいかにぶつかり合い、いかに人生に重くのしかかってくるのか。」その為に、長い人生を通して、そしてそれを辿ることが重要であり、二人の主人公の3つの時代、2つの大陸を舞台に描くことで、「時間の経過と、場所を、ビジュアル的にも明確に表現できると思った」たという。


ラブストーリーでありながら、単なる二人の再会の物語に留まらず、二人の人生を通して誰もが日々向き合い、“振り返る時間”をも描く本作。ノラとヘソンのそれぞれの年代での想い、そして最後にふたりが選ぶ道に想いを巡らせながら、本作をぜひ劇場で楽しんでほしい。

4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

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作品紹介

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