『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』ピーター・バラカンのコメント到着!オリジナル・サウンドトラック発売&アンコール・プレス決定!

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1月10日(水)

ロックンロールの偉大なる創設者のひとり、リトル・リチャードのその知られざる史実と素顔を描く感動のヒューマンドキュメンタリー『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』より、ピーター・バラカン氏の推薦コメントが到着&オリジナル・サウンドトラック発売&アンコール・プレスが決定した。


リトル・リチャード。1950年代半ばに彗星のように音楽シーンに現れ、後進のロック・ミュージシャンに多大な影響を与えた革新的黒人アーティスト。ミック・ジャガーは「ロックンロールはリトル・リチャードが始めた」と語り、エルヴィス・プレスリーは「彼こそロックンロールの真のキングだ」と称賛。ビートルズのデビュー前から親交があったジョン・レノンは「初めて会ったとき、畏敬のあまり、硬直してしまった」と言い、ポール・マッカートニーは「歌で叫ぶのはリチャードの影響さ」と語る。はたして彼はいったいどのような生い立ちを経て、その名を世界に刻んでいったのか。豊富なアーカイヴ映像、本人およびその親族や関係者、識者に加え、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ポール・マッカートニー、デイヴィッド・ボウイら著名ミュージシャンによる証言映像とともにつまびらかにする感動作。

1955年、デビュー・シングル「トゥッティ・フルッティ」の大ヒットで世に出ると、ヒット曲を連発して反権力志向の若者の心をつかみ、まさにイナズマのような活躍をみせるも突如引退を宣言。そこから5年の「教会への回帰」を経て、復帰後はイギリス・ツアーを通じて無名時代のビートルズやローリング・ストーンズに決定的な刺激と影響を与えていく。ピアノ演奏では左手でブギウギを、右手では打楽器的打鍵を披露。激しいリズムを背景に、叫ぶように歌ったかと思えば、ピアノの上に立ち、衣服を脱ぎ捨ててステージを縦横無尽に駆けめぐる。今ではすっかり当たり前になっているパフォーマンスの数々が約70年前にひとりの黒人シンガー・ソングライターによって創造された事実を再認識する興奮と感動は大きく、アーカイヴ映像に残されたリチャードの演奏は今見ても全く色あせてはいない。さらに近年ではLGBTQ+(クイア)の先駆者としても再評価されている。

当時のアメリカでは南部を中心に人種差別がまだまだ激しかった。音楽活動における「認められたい」という欲求も長い間満たされずにいた。また、ゲイを公言する性的マイノリティーでもあり、陽気な言動とは裏腹に、あまりに壊れやすい繊細な魂を持った人物だった。これはドキュメンタリーの形を借りて描かれた、ひとりのミュージシャンの「魂の軌跡」。差別や偏見、時代と流行、そして信仰と音楽。様々な狭間の中で迷い、苦悩しながらも、最後に報われ、自己解放を成し遂げた初期ロックの雄のための鎮魂歌にして讃歌。その魂の純粋さに浸ろう。その魂の激しさに酔いしれよう。すべては彼から始まったのだ!

本作の字幕監修を務めたピーター・バラカン氏より推薦コメントが到着した。

◆ピーター・バラカン(ブロードキャスター/本作字幕監修)
この映画でリトル・リチャードは自分のことをロックンロールの設計者という風に話しています。一人だけではないにしろ、決して間違ってはいない主張です。
また保守的だった1950年代に自分がゲイであることを隠さずに活動していたことでも、当時語られなかったところでの影響力がありました。
2020年に他界したこの伝説のミュージシャンを様々な角度から描いたこのドキュメンタリーを、すべての音楽ファンにお薦めします。

さらに、本作の公開日3月1日合わせでオリジナル・サウンドトラックの発売が決定!
「トゥッティ・フルッティ」「リップ・イット・アップ」「のっぽのサリー」といったリトル・リチャードの不朽のヒット曲に加え、ヴァレリー・ジューンとコリー・ヘンリーによるカヴァー2 曲、そしてタマール=カリ・ブラウンが作曲した映画のオリジナル・スコアの 1 曲を収録。

さらに本サントラと共に、リトル・リチャードが Specialty に残した名盤カタログ 3 枚のアンコール・プレスも決定。

映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』 オリジナル・サウンドトラック
SHM-CD: UCCO-1242 ¥2860円(tax in)


【収録曲】
1. グッド・ゴリー・ミス・モリー
2. ストレンジ・シングス・ハプニング・エヴリ・デイ / ヴァレリー・ジューン
3. ベイビー(デモ)
4. アイム・ジャスト・ア・ロンリー・ガイ
5. トゥッティ・フルッティ
6. のっぽのサリー
7. ルシール
8. バマ・ラマ・バマ・ルー
9. リップ・イット・アップ
10. レディ・テディ
11. 女はそれを我慢できない
12. センド・ミー・サム・ラヴィン
13. トゥッティ・フルッティ / コリー・ヘンリー
14. クエーサー / タマ―ル=カリ

≪≪アンコールプレス≫≫
『ヒアズ・リトル・リチャード』 UCCO-90393 ¥1,980(TAX IN)
●キング・オブ・ロックンロールの称号を持つ、ロックンロールの創始者の一人。全盛期の 1957 年発表のスペシャルティ第一弾。「トゥッティ・フルッティ」「のっぽのサリー」「ジェニ・ジェニ」等ヒット曲満載の歴史的名盤。


収録曲:
1. トゥッティ・フルッティ
2. トゥルー・ファイン・ママ
3. キャント・ビリーヴ・ユー・ワナ・リーヴ
4. レディ・テディ
5. ベイビー
6. スリッピン・アンド・スライディン
7. のっぽのサリー
8. ミス・アン
9. オー・ホワイ?
10. リップ・イット・アップ
11. ジェニ・ジェニ
12. シーズ・ガット・イット

『リトル・リチャード Vol. 2』 UCCO-90394 ¥1,980(TAX IN)
●キング・オブ・ロックンロールの称号を持つ、ロックンロールの創始者の一人。全盛期の 1958 年発表のスペシャルティ第二弾。「キープ・ア・ノッキン」「女はそれを我慢できない」「ルシール」等ヒット曲収録。


収録曲:
1. キープ・ア・ノッキン
2. バイ・ザ・ライト・オブ・ザ・シルヴァー・ムーン
3. センド・ミー・サム・ラヴィン
4. ブー・フー・フー・フー
5. ヒービー・ジービーズ
6. オール・アラウンド・ザ・ワールド 7. グッド・ゴーリー・ミス・モーリー
8. ベイビー・フェイス
9. ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ!
10. ウー! マイ・ソウル
11. 女はそれを我慢できない
12. ルシール

『ザ・ファビュラス・リトル・リチャード』 UCCO-90395 ¥1,980(TAX IN)
●キング・オブ・ロックンロールの称号を持つ、ロックンロールの創始者の一人。全盛期の 1959 年発表のスペシャルティ第三弾。「カンサス・シティ」は後にザ・ビートルズにカヴァーされたことでも知られる。


収録曲:
1. シェイク・ハンド
2. チキン・リトル・ベイビー
3. オール・ナイト・ロング
4. ザ・モスト・アイ・キャン・オファー
5. ロンサム・アンド・ブルー
6. ワンダリン
7. シー・ノウズ・ハウ・トゥ・ロック
8. カンサス・シティ
9. ダイレクトリー・フロム・マイ・ハート
10. メイビー・アイム・ライト
11. アーリー・ワン・モーニング
12. アイム・ジャスト・ア・ロンリー・ガイ
13. ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイング・オン

3月1日(金)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー

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作品紹介

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