新感覚サスペンス・スリラー『マッチング』より、メインビジュアルと場面写真が一挙解禁された。
代表作Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」(19)、映画『ミッドナイトスワン』(20)の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描く本作。先日予告映像が解禁されるとSNS上でトレンドに入るなど大きな話題を呼んだ。
ウェディングプランナーとして仕事は充実しながらも恋愛音痴な主人公・輪花(土屋太鳳)を前に、輪花とマッチングアプリで出会う“狂気のストーカー”永山吐夢(佐久間大介)と、マッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山剛(金子ノブアキ)がスマートフォン画面上に“表と裏”の二つの顔が影のように写し出されている。「ラスト1秒、あなたの愛が反転する」という意味深なキャッチコピーと共に、愛という形が無いものを象徴するかのようなバグやノイズが混ざったようなデザインが、本作で描かれるマッチングアプリによる“出会い”からはじまる新感覚で先の読めない展開を予感させるビジュアルとなっている。
解禁となった場面写真では、ウェディングプランナーとして働く輪花と同僚の尚美(片山萌美)の姿や、輪花のマッチングアプリのプロフィール写真など、物語の入り口となるアプリに関わる場面から、アプリで出会った吐夢との水族館での初デートシーン、木の陰から薄気味悪い視線を送る吐夢や、輪花と父・唯島芳樹(杉本哲太)が何かに警戒している姿など、次第に登場人物が不穏な空気に包まれていく様子が切り取られている。
輪花の周りで起こるアプリ婚カップルを狙った不可解な連続殺人事件を追う刑事の西山(真飛聖)と堀井(後藤剛範)のバディや、携帯電話を片手に差し迫った表情の輪花、輪花を抱き寄せる影山や、謎に包まれた赤いワンピースを着た車椅子の美知子(片岡礼子)と隣に佇む節子(斉藤由貴)の姿も…。益々期待と謎が膨らむ場面写真となっている。現代社会にも広く普及したマッチングアプリによる“出会い”から始まる恐怖、ジェットコースターのようなノンストップの展開。今の時代だからこそ引き込まれる設定とストーリーで贈る本作に期待だ。
2024年2月23日(金・祝)全国公開