12/8(金)より全国順次公開される『ヘル・レイザー<4K>』での『ヘル・レイザー』復活の混乱に乗じてその続編3作品『ヘルレイザー2:ヘルバウンド』『ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース』『ヘルレイザー4:ブラッドライン』が2024年1/12(金)よりシネマート新宿にて上映されることがたったいま、決定した。「ヘルレイザー」初期4作品が一度にリバイバル上映されるのは、今回が初。前代未聞だ。
70年代末から80年代にかけ、後世に多大な影響を与えるホラー映画が次々と登場。そんな80年代ホラー映画ブームの最後期、1987年に発表され、恐怖と官能が交錯する斬新な世界観で、公開当時から今も熱狂的なファンを増殖し続けている幻想恐怖超大作『ヘル・レイザー』。10作もの続編や関連作が生まれた最長のホラーシリーズのひとつである『ヘルレイザー』シリーズの原点『ヘル・レイザー<4K>』が12/8(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開となることが発表されるや、最近のリブート版配信も相まって、巷では密かにヘルレイザー旋風が巻き起こり、本作の主要キャラクターでありホラー界の名アイコンのひとり、魔道士ピンヘッドの存在感がこれ以上ないほど高まった。この度、そんな『ヘル・レイザー』復活の混乱に乗じて、続編3作品『ヘルレイザー2:ヘルバウンド』『ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース』『ヘルレイザー4:ブラッドライン』が2024年1/12(金)よりシネマート新宿ほかにて上映が緊急決定した。これは世界的にみてもとてつもないことである。
『ヘルレイザー2:ヘルバウンド』は前作『ヘル・レイザー』の主人公、カースティにその後も降りかかる惨劇を描くストーリーで、さらに幻想的で神秘性を増した映像世界、長尺で描かれる地獄の世界が圧巻だ。
『ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース』では舞台はアメリカに移動。CD手裏剣を操る"CDザDJ"、人間火炎消火器の"バービー"、眼球とレンズが一体化した"カメラヘッド"ら新キャラクター魔道士が登場するほか、明かされるピンヘッドの過去は衝撃的。
『ヘルレイザー4:ブラッドライン』では、ピンヘッドがなんと宇宙にも降臨する。過去、現在、未来が交錯しながら描かれる、魔道士たちを呼び出す謎のパズルボックス、ルマルシャンの箱の誕生秘話はファン必見。メインビジュアルには2、3、4、それぞれのピンヘッドが並んでいるが、いずれも演じているのは第一作目に引き続きダグ・ブラッドレイ。「快楽の源となる苦痛、拘束と恐怖の下での道徳性」というテーマは根底に流れつつ、フェティッシュな造形も、戰慄の流血描写も、魔道士の人数も、時代や国を超えて規模もパワーアップし、さらには魔道士の首領ピンヘッドの出番と口数も若干多くなっていく。なお全11作存在するシリーズのなかで本国で劇場用公開映画として製作されたのはこの続編3作と一作目の『ヘル・レイザー』を合わせた4作のみ。5作目以降はビデオや配信等を主眼に作られており、その意味でも劇場公開されることは必然だが、4作をまとめた上映は衝撃的な出来事。2024年、正月シーズンは新年早々魔道士が闊歩するヘル地獄と化す。
■『ヘル・レイザー<4K>』公式サイト
【作品紹介】
■ヘルレイザー2:ヘルバウンド
■ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース
■ヘルレイザー4:ブラッドライン
『ヘルレイザー2:ヘルバウンド』『ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース』『ヘルレイザー4:ブラッドライン』
2024年1月12日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて日替わり上映、ほか順次公開