身近すぎるアプリから始まる恐怖を描く、新感覚サスペンス・スリラー『マッチング』より、物語の重要なカギを握る影山剛役として金子ノブアキの出演が発表された。
代表作・映画『ミッドナイトスワン』(20)が第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞、第23回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門にて「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞し、ダブル監督を務めた公開待機作『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(6月30日公開)は第40回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭の「ホワイト・レイヴン・アワード」を受賞するなど国内外問わず評価を高める内田英治が監督・脚本を務め、主人公・輪花(りんか)役に、ダブル主演を務めたNetflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン2が世界での視聴時間が2億時間を突破し日本発作品の最高記録となるなど、様々な映画・ドラマで活躍する土屋太鳳を、そして、輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢(ながやま とむ)役として本作が初の実写映画単独出演となるSnow Man佐久間大介を迎え、マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた“罠”の恐怖を完全オリジナルで描く。
ミュージシャン、俳優として様々なジャンルでマルチな活躍をみせる金子ノブアキ。Netflixシリーズ『今際の国のアリス』やNHK大河ドラマ「麒麟がくる」など数々の話題の映画やドラマに出演し、いずれの作品でも唯一無二の存在感を放っている。本作では、マッチングアプリの運営会社にプログラマーとして勤める影山剛を演じる。輪花がウェディングプランナーとして勤める会社との合同企画で輪花と出会った影山は、同アプリで知り合った吐夢(佐久間大介)からのストーカー行為に悩む輪花の相談に親身に応える。
金子は、本作への参加について「以前から内田監督と仕事をしたいと思っていたので、オファーをいただいてとても嬉しかったです。」と初の内田組への参加に喜びを明かしており、影山という役どころについては「影山は土屋太鳳さん演じる輪花を側で守るキャラクターであり、土屋さんとは共演歴こそあれど、ここまで向き合う役どころは初めてで、待望の機会となりました。」と撮影の濃密さを振り返る。そんな金子について、本作で監督・脚本を努めた内田英治は「集中してキャラクターを深掘りして、ミュージシャンもやってらっしゃるだけあって一瞬で吐き出すパワーが素晴らしかったです。」と賛辞の言葉を贈りながら、「物語のキーワードを握る人物を、本当に考えてやっていただいたので作品に深みが加わったと思います。」と作品をアピールした。
<金子ノブアキ コメント全文>
以前から内田監督と仕事をしたいと思っていたので、オファーをいただいてとても嬉しかったです。
現実にもこういった身近な事が発端のトラブルが増えてきていると思いますし、時代の流れを感じると共に今描くべき題材であるとも感じました。
影山は、土屋太鳳さん演じる輪花を側で守るキャラクターです。土屋さんとは共演歴こそあれど、ここまで向き合う役どころは初めてで、待望の機会となりました。
あらゆる感情が渦巻くエンタメ作品となっております。楽しんで頂ける事を願っております。
<内田英治監督 コメント全文>
とにかく深くまで考え抜く方だというのが率直な印象です。
集中してキャラクターを深掘りして、ミュージシャンもやってらっしゃるだけあって一瞬で吐き出すパワーが素晴らしかったです。
物語のキーワードを握る人物を、本当に考えてやっていただいたので作品に深みが加わったと思います。
初の仕事でしたが、私にとってもよい経験でございました。
<二宮直彦プロデューサー コメント全文>
主人公・輪花を優しく包み込む影山剛はスマートだけど飾らず、包容力があって安心感を与えるキャラクターだと思います。そんな影山を今まで演じられてきた役で常に強烈な存在感を放たれている金子ノブアキさんであれば予測できない角度でもって面白い存在にしてくれると思いオファーさせていただきました。情熱的に、そして思慮深くキャラクターの最深部まで深掘りいただき本作のうねりを生むトリガーとして見事に表現していただきました。
2024年全国公開