『ゴジラ-1.0』監督・脚本・VFX山崎貴の原点『ジュブナイル』『リターナー』20年の時を経て最新技術で今、蘇る!

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11月5日(火)

山崎貴の監督デビュー25周年を記念して、デビュー作『ジュブナイル』(2000年7月15日公開作品)とデビュー2作目の『リターナー』(2002年8月31日公開作品)の、4Kデジタルリマスター上映が決定した。

1954年11月3日に誕生し、日本のみならず世界中を魅了、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。2023年11月3日に、山崎貴が監督・脚本・VFXを務めた日本製作の実写版ゴジラ30作目となる『ゴジラ-1.0』が公開し、日本での大ヒットはもちろんのこと世界各地でも公開、大ヒットを記録した。特に北米ではこれまで劇場公開された邦画実写映画の興行収入記録を大幅に塗り替え、歴代1位を記録。さらにゴジラ生誕から70周年を迎えた24年には第96回アカデミー賞でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞。受賞の模様は「快挙」の言葉と共に全世界で報道され、大きな話題となった。誕生から70年の時を経た今なお、世界中から熱視線を浴びるゴジラ、そして『ゴジラ-1.0』をはじめとした日本製VFXで世界中から驚嘆、喝采を浴びる山崎貴。山崎貴のVFXの原点でもあるこの2作品を≪白組×ROBOT×Imagica EMS≫による最新4Kデジタルリマスター技術で完全復元。劇場公開から20年以上の時を経て、オリジナル35mmネガ原版から4KDCPへ―。11月22日(金)より各作品1週間限定で劇場公開を果たす!


今回の4Kデジタルリマスター制作に初期段階から関わり、完成した本編をスクリーンで観た山崎は、「4Kリマスターはまるでつい最近撮影したかのようにあの時間を蘇らせてくれました。二つともタイムトラベルが中心に居る話ですが、映画自体がタイムマシンのように僕を20数年前に連れて行ってくれました」とその完成度の高さに興奮のコメント。また両作品に出演している鈴木杏からも「蘇った『ジュブナイル』『リターナー』。すっかり見入ってしまいました。面白いし、エモいし、大変!」と、喜びの声が到着!


SF映画界に新風を巻き起こした少年たちと未知のロボット“テトラ”との交流を描いたファンタジー映画『ジュブナイル』、そしてスピーディーなガンアクションとワイヤーワーク、随所に見られるVFXシーンが日本映画のイメージを一新させる映像世界を実現したSFアクション映画『リターナー』。今もなお名作と語り継がれる、山崎貴の原点となる作品は20年以上経っても色あせることなく、VFXによって作り出された世界観は観る者すべての心を掴み続けており、4Kデジタルリマスターでの上映に期待が高まる!山崎貴が築いた25年の豪華フィルモグラフィのなか、いまなお1.2を争う支持を集めている不朽の名作がスクリーンで観られる非常に貴重なチャンスを見逃すな!

『ジュブナイル』 『リターナー』4Kデジタルリマスター版予告編

4Kが紡ぐ、映画の過去と未来。新たな没入体験
近年、映画界で一大トレンドとなっているのが4Kデジタルリマスター作品の上映で、従来の2K(HD)の面積比にして4倍もの解像度を持つ4K技術により映像の細部まで鮮明に再現される。この高解像度技術は多くの注目を集め、映画体験を一新しており、『ブレードランナー ファイナル・カット』、『2001年宇宙の旅』、『七人の侍』、『AKIRA』といった過去の名作たちが次々と4Kデジタルリマスター上映されているが、オスカーを獲得し、VFX界を現役で牽引する山崎貴の作品が遂に4Kデジタルリマスター化される。


山崎作品と4Kデジタルリマスター技術の融合は、まさに天啓とも言える相性の良さ。かつてないほどの鮮明さで蘇る、息を呑むようなVFXの数々。細部まで生き生きと描かれる、未来世界の驚異。そして、より一層深みを増す、登場人物たちの感情の機微。長年この瞬間を待ち望んでいたファンはもちろん、まだこの傑作を体験したことのない映画ファンにとっても、見逃せない機会となっている。20年以上前に山崎貴が描いた"未来"を、最高の映像美で体感してほしい!


山崎 貴/監督・脚本・VFX
久しぶりにジュブナイルとリターナーを観ました。
4kリマスターはまるでつい最近撮影したかのようにあの時間を蘇らせてくれました。
二つともタイムトラベルが中心に居る話ですが、
映画自体がタイムマシンのように僕を20数年前に連れて行ってくれました。
みんな若くて、画像が生々しくて、なんだかそのまま映画の中に引きずり込まれそうな、
引きずり込まれたいような甘い郷愁が押さえようもなく胸の内に立ち上ってきて、
ちょっと泣いてしまいそうになりました。
ずっと映画を作ってきましたが、最初の二本に内包された若さやせつなさは
もうはっきりと手に入らないんだなと感じました。
色々足りないところもある映画ですが、久しぶりに劇場に足を運んでもらえると嬉しいです。


鈴木 杏/『ジュブナイル』『リターナー』出演
蘇った『ジュブナイル』『リターナー』。すっかり見入ってしまいました。
面白いし、エモいし、大変!
あれ?「ジュブナイル」の時、山崎監督はいくつだったんだっけ?と計算してみたら、
今の私とほぼ同い年。改めて尊敬。その才能と努力で次々と夢を叶えてきた山崎監督の今後の作品がますます楽しみです!
4Kデジタルリマスターの凄さ、正直今まであんまりよくわかっていなかったけれど(ごめんなさい)自分がリマスターされる当事者になって、
ああ、過去と今、そして未来までもを繋げてくれるのだな、
とその奥深さに感動しています。 


『ジュブナイル』11月22日(金)4Kデジタルリマスター期間限定公開
『リターナー』11月29日(金)4Kデジタルリマスター期間限定公開

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